4月から始めよう！毎日たった10分から出来る朝活学習

朝の10分で伸びる学力

4月は、新しい事を始めるにはとても良い季節です。
新学期のスタートと共に、「朝活」をはじめてみませんか？
朝の10分で、子供の学力は驚くほど伸びます。

なぜ「朝活」なのか

朝、目覚めたばかりの脳は、睡眠直後のため脳が整理されています。
また、朝はブドウ糖が不足しているため、飢餓状態です。それは、脳の記憶力が一番良い状態でもあります。

「朝活」のメリット

「朝活」を勧める理由として、以下のメリットがあります。

まず1つめ。
こちらは最初に述べた通り、朝は1日の中で一番頭が冴えていて集中力が高い時間であること。
睡眠でスッキリした脳は、新しい情報をどんどんと吸収します。

2つめのメリットは、「学習習慣」が身につくこと。
学校から帰ってきてからは、習い事があったり、友達と遊ぶ約束があったりと、日によって「勉強出来る日」と「勉強出来ない日」があります。その点、朝は前後のスケジュールに左右されることなく、毎日決まった時間に学習時間をとることが出来ます。
子供の学力を伸ばすために、まず一番大切なことは「学習習慣」をきっちりと身に着けさせることだと、筆者は考えます。

そして、3つめのメリットは、早く起きるために「早寝」すること。
2014年に改訂された厚生労働省の「健康づくりのための睡眠指針」では、不規則で遅い就寝や起床が、学校の成績の低さと関係しているという研究結果が示されています。
「早寝早起き」は、知能を最大限に有効活用するには必要不可欠なのです。

朝活の勉強法

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筆者が実際に子供と朝活をやってみて、小学生の子供にとって一番効果的だった朝活の勉強時間は10分～15分です。
「無理なく、飽きなく、続けられる」。これが、朝活にとって、とても大切です。

では、その時間で何をやればよいのか。
それは、子供の年齢や学習の目標によっても変わってきます。

例えば、朝という時間帯は脳が寝ている間に情報を整理した直後なので、前日に暗記した問題をもう一度解いてみるのも良いでしょう。
また、集中力がアップしている時間帯なので、100マス計算などもお勧めです。

子供のやる気を引き出すために、「検定」や「資格」の合格を目標に学習スケジュールをたてるのもお勧めです。
毎日漢字を2文字ずつ確実に覚えることで、漢字検定に合格したり、NHK基礎英語（15分）を続けることで英検に合格したり。

目標を持って学習に取り組むことにより、毎日の学習が子供たちにとってより意味のあるものとして認識されるようになりますし、合格すれば自身にもつながります。