人によってそれぞれの症状がある「つわり」。早い人では妊娠に気づく5週ごろから始まり、16週くらいまでに終わるのが一般的と言われています。ただしつわりの時期や症状の程度には個人差が。今回は、先輩ママたちが経験した代表的なつわりの症状をご紹介します。
体がだるい・眠い
何をするにも億劫で、いくら寝ても眠いというのは、つわりのよくある症状の一つです。大半は「プロゲステロン」という黄体ホルモンの分泌量が増えたことによる影響が大きいとされていています。ストレッチをしたり、横になれる時は横になるなどして、リラックスして過ごしましょう。
においに敏感になる
妊娠で自律神経のバランスが変化したために、においを感じる神経が過敏になることで起こります。食べ物のにおいがダメ・人の体臭がダメ・香水のにおいがダメなど、においの対象には個人差があるのが特徴です。
頭痛がする・イライラする
妊娠初期には、増加したプロゲステロンというホルモンがさまざまな不調の原因となります。頭痛やイライラも、このホルモンに引き起こされた症状のひとつで、つわりの一種とされています。あまりにひどい場合には、診断を受け、妊娠中でも飲める薬を処方してもらいましょう。
吐く・吐き気がする
吐きつわりは、つわりの代表的な症状です。吐き気の強さには個人差があり、吐き気をもよおすだけの人もいれば、実際に嘔吐してしまう人もいます。つわりの吐き気をひどくする要因は人それそれですが、何度も嘔吐を繰り返す状態で、脱水・飢餓状態になってしまうようであれば医師に相談しましょう。