夜空に輝く星たち。名前なんてわからなくても、その美しさは人の心を掴み、癒してくれます。でももしその中の一つでも名前を知ることができたら、途端にその星を身近に感じられるに違いありません。1人でも多くの人に星空を見上げてもらいたい。それが星のソムリエである筆者の願いです。
「でも正直どの星も一緒に見える…」そう思って諦めそうな人にこそ、見て欲しいのが10月の夜空!なんと土星や金星、木星といった惑星たちを、誰もが知っている「月」を基準にして見つけることができるんです。そこで今回は、初めての人でも絶対に見つけられる“惑星探しの方法”をお教えします!
「でも正直どの星も一緒に見える…」そう思って諦めそうな人にこそ、見て欲しいのが10月の夜空!なんと土星や金星、木星といった惑星たちを、誰もが知っている「月」を基準にして見つけることができるんです。そこで今回は、初めての人でも絶対に見つけられる“惑星探しの方法”をお教えします!
そもそも惑星って何だっけ?
恒星に惑星、彗星など星にはいろんなタイプがあるということを昔学校で習った覚えがある人は多いでしょう。でもそれがどんな特徴だったのかなんて覚えていませんよね。まずは「惑星」についておさらいしておきましょう。
簡単に説明すると「惑星」とは「恒星」の周りを回る星のこと。「恒星」とは自分の力で燃え、輝いている星のことで、私たちにとって一番身近な恒星は「太陽」です。その太陽の周りを回っている球状の星のことを「惑星」と言います。
地球も太陽という恒星の周りを回る「太陽系の惑星」のひとつ。他にも水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星の7つの惑星があります。
簡単に説明すると「惑星」とは「恒星」の周りを回る星のこと。「恒星」とは自分の力で燃え、輝いている星のことで、私たちにとって一番身近な恒星は「太陽」です。その太陽の周りを回っている球状の星のことを「惑星」と言います。
地球も太陽という恒星の周りを回る「太陽系の惑星」のひとつ。他にも水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星の7つの惑星があります。
夜空を見上げた時に惑星と他の星では見え方が違うの?
惑星の中でも特に地球に近い金星・火星・木星・土星はとても明るく光って見えます。他の星たちよりも圧倒的な明るさのため、夜空ではとても目立ちます。惑星は自分の力で光ることはできないのですが、太陽の光が惑星を照らし、それが反射して地球から明るく見えるのです。そう考えると太陽の光の強さは本当にスゴいですよね!
10月は初めての人でも惑星を見つけられる大チャンス!
10月9日〜10日は夕方に月と金星が接近
via www.cnn.co.jp
これはNASAの探査機が捉えた金星の画像です。太陽に近い星のため灼熱で、星の大きさや質量は地球にとても似ています。
via www.nao.ac.jp
10月の夕方、薄暗くなっていく南西の空に「金星」が明るく輝いています。太陽が沈む方向にピカーッと明るく輝く星があれば、それは金星です。9日は同じく南西の空に細くて繊細な月を探してみてください。その左側にある明るい星が金星です。翌日10日は月の右下に輝きます。
ただし月も金星も見えている時間は短く、すぐに沈んでしまうので、薄暗くなったらすぐに空を見上げてみることをオススメします。ちなみに月と金星の近にく赤っぽい色をした星があれば、それはさそり座の「アンタレス」という星です。