2024年8月28日 更新

【専門家監修】第二次反抗期の子どもへの接し方は?上手に付き合うためのコツをドラゴン先生がアドバイス!

第二次反抗期に入った子どもとの関係に悩んでいませんか?反抗期を迎えた子どもと上手に付き合うためのコツを、子育ての専門家がアドバイスします!

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反抗期は、子どもが自分を見つめ直し、自立心を育む大切な時期といわれています。しかし、親にとっては子どもとの衝突が増えて辛くなる時期でもありますよね。

親としては、子どもの気持ちを理解しつつ、適切な指導やサポートをしたいですよね。しかし、反発してばかりで話しを聞いてくれない相手にどう接すればいいのでしょうか…?

そこで今回は、株式会社ドラゴン教育革命代表 坂田聖一郎さん(通称ドラゴン先生)に、反抗期の子どもとの上手な付き合い方について、詳しく教えてもらいました!

この記事では、専門家監修の元、反抗期の特徴や原因、反抗期の子どもとの効果的なコミュニケーションの方法などを紹介します。

「第二次反抗期」って何?

第二次反抗期とは

第二次反抗期とは、小学校高学年から高校生くらいにかけて起こる反抗期のことです。元気ママ読者の中にも、思春期の頃に経験された方が多いのではないでしょうか。

思春期になると、子どもたちは自分なりの考え方や正解を探求しようとして、親や周囲の人たちの言動に疑問を抱いたり、対立したりすることが増えます。これが第二次反抗期と呼ばれる現象です。

第二次反抗期は、自分で物事を判断したり行動したりする能力を育む重要な過程ですが、その反面、親からの過度な干渉や批判から、自己評価の低下や親への暴言、暴力、非行行動などの問題行動につながる恐れもあります。

明光義塾が2016年に実施した子どもの反抗期に関する調査によると、中学生の約65%が「母親に反抗したことがある」と回答しており、この結果からも、第二次反抗期に悩む親御さんは決して少なくないことが伺えます。

~全国の保護者を対象に、子どもの反抗期実態調査を実施~子どもの反抗期期間、母親は父親の 1.5 倍も暴言や無視などの反抗をされている!|明光義塾|2016年

元気ママアンケートに寄せられた「第二次反抗期」に関するコメント

中3の息子が反抗期ど真ん中です。優しいとこもたくさんあるのは分かってるけど毎日キレてばかりで辛いです。(まみんさん)
反抗期の標的にされてます(ゴリラの飼育員さん)
反抗期がひどくて困ってます(あんすーさん)
みなさんの切実な悩み、とてもよく分かります・・!では、どうしたら反抗期の子どもと上手に付き合えるのでしょうか?反抗期の子どもと衝突しない上手な付き合い方について、子育ての専門家であるドラゴン先生に聞いてみましょう。

第二次反抗期は親のせい⁉ドラゴン先生が教える「反抗期との上手な付き合い方」

■ ドラゴン先生のプロフィール

坂田聖一郎

坂田聖一郎

株式会社ドラゴン教育革命代表
愛知教育大学教育学部卒業後、東京NSC9期に入学。同期だった現在「しずる」村上純とコンビを結成するも解散。愛知教育大学大学院に入学。大学院生の傍ら、定時制高校で非常勤講師として国語を教える。卒業後、愛知県豊田市の正規教員として小中学校に勤務。2020年7月には「株式会社ドラゴン教育革命」代表取締役に就任。2022年「ままためコーチング塾」をスタート。YouTubeでも勢力的に活動中。

Q.第二次反抗期はどのようにして起きる?

反抗期は、親子間のコミュニケーションの課題が浮き彫りになった出来事です。
しかし、その課題は十中八九、親の課題。

普段から子どもの話を否定したり、自分の意見を子どもに押し付けたりしていることがとても多いのです。そして、反抗期を迎える時期の子どもたちにとって、誰に何を言われるかということも実は大切なんです。

大なり小なり子どもは憧れの存在がいるもの。
それはスポーツ選手かもしれませんし、タレントかもしれません。
例えば、その憧れている人に勉強しなさいと言われたら素直に言うことを聞くと思いませんか?

ちょっと残酷ですが、子どもは憧れの存在と親を無意識に比べて序列化しています。
でも、これは仕方がありません。無意識ですから。

だから、憧れの存在ではない親の言うことなんて聞くはずがないんです。
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