2024年11月22日 更新

【専門家監修】第二次反抗期の子どもへの接し方は?上手に付き合うためのコツをドラゴン先生がアドバイス!

第二次反抗期に入った子どもとの関係に悩んでいませんか?反抗期を迎えた子どもと上手に付き合うためのコツを、子育ての専門家がアドバイスします!

 (365372)

反抗期は、子どもが自分を見つめ直し、自立心を育む大切な時期といわれています。しかし、親にとっては子どもとの衝突が増えて辛くなる時期でもありますよね。

親としては、子どもの気持ちを理解しつつ、適切な指導やサポートをしたいですよね。しかし、反発してばかりで話しを聞いてくれない相手にどう接すればいいのでしょうか…?

そこで今回は、株式会社ドラゴン教育革命代表 坂田聖一郎さん(通称ドラゴン先生)に、反抗期の子どもとの上手な付き合い方について、詳しく教えてもらいました!

この記事では、専門家監修の元、反抗期の特徴や原因、反抗期の子どもとの効果的なコミュニケーションの方法などを紹介します。

「第二次反抗期」って何?

第二次反抗期とは

皆さん、「第二次反抗期」という言葉、耳にしたことはありますか?現在、この第二次反抗期に直面しているご家庭は少なくないのではないでしょうか。第二次反抗期とは、小学校高学年から高校生頃(10代前半から後半)にかけて現れる反抗期を指します。元気ママ読者の皆様の中にも、「私も思春期に経験した」という方も多いでしょう。

思春期になると、子どもたちは自分なりの考え方や正解を探求しようとして、親や周囲の人たちの言動に疑問を抱いたり、対立したりすることが増えます。これが第二次反抗期と呼ばれる現象です。

第二次反抗期は、自分で物事を判断したり行動したりする能力を育む重要な過程ですが、その反面、親からの過度な干渉や批判から、自己評価の低下や親への暴言、暴力、非行行動などの問題行動につながる恐れもあります。

明光義塾が2016年に実施した子どもの反抗期に関する調査によると、中学生の約65%が「母親に反抗したことがある」と回答しており、この結果からも、第二次反抗期に悩む親御さんは決して少なくないことが伺えます。

~全国の保護者を対象に、子どもの反抗期実態調査を実施~子どもの反抗期期間、母親は父親の 1.5 倍も暴言や無視などの反抗をされている!|明光義塾|2016年

第一次反抗期と第二次反抗期の違い

反抗期の種類 年齢 特徴
第一次反抗期 2〜3歳頃 自我の芽生え、「イヤイヤ期」
第二次反抗期 10代前半〜後半 親からの自立、アイデンティティの確立
第二次反抗期は、一般的に思春期と重なる時期に訪れます。具体的には、10代前半から後半にかけての時期です。ただし、個人差が大きいので、必ずしもこの年齢に当てはまらない場合もあります。

思春期の子どもの心身の変化は個人差が大きいことが分かっています。そのため、第二次反抗期の開始時期や継続期間も子どもによって異なることを覚えておきましょう。

第二次反抗期の特徴

第二次反抗期には、いくつかの特徴的な行動や態度が見られます。我が子の様子を思い返してみると、まさにこんな感じ!と思い当たる節があるかもしれません。主な特徴を見ていきましょう。

反抗的な態度

親の言うことを聞かない、反論する、無視するなどの態度が顕著になります。例えば、「宿題やった?」と聞いても「うるさいな!」と言い返されたり、食事の時間に呼んでも返事すらない、なんてことがよくあります。

この時期の子どもは、自分の意見や考えを主張したい欲求が強くなります。それが、時として親への反抗的な態度として表れるのです。

無気力・無関心

反抗的な態度とは逆に、何事にも興味を示さない、やる気が見られないといった状態になることもあります。「部活どうだった?」と聞いても「別に」としか答えなかったり、以前は熱中していた趣味にも興味を示さなくなったりします。この無気力さは、実は子どもなりの悩みや葛藤の表れであることが多いと言われています。
39 件

この記事のライター

元気ママ公式 元気ママ公式

この記事のキーワード

元気ママが気に入ったら
「いいね!」をしよう♡

カテゴリー一覧