2024年8月28日 更新

【専門家監修】第二次反抗期の子どもへの接し方は?上手に付き合うためのコツをドラゴン先生がアドバイス!

第二次反抗期に入った子どもとの関係に悩んでいませんか?反抗期を迎えた子どもと上手に付き合うためのコツを、子育ての専門家がアドバイスします!

Q.第二次反抗期を迎えた子どもは、どんな反抗をするの?

私が教員時代、よく見た反抗は“勉強をしない”という反抗です。
実際に保護者から「勉強しなさい!と言うと子どもにキレられるんです。」とよく聞きました。

ただ、勉強しなさいと言う親は、勉強する意味を子どもに伝えられているのでしょうか。

「当たり前だから」「みんなやっているから」「私もやってきたから」

こんな理由で済ませていませんか?

これでは説明になっていません。だから、子どもは納得できず反抗するのです。

Q.第二次反抗期を乗り越えるために、子どもとどんなコミュニケーションをとればいい?

反抗期が起こる理由では、子どもは憧れの存在と親を比べているとお伝えしました。 でも、捉え方を変えると憧れの存在がいることは、成長意欲が高い証拠でもあるのです。

成長意欲の高いお子さんに親ができるコミュニケーションはただ1つ。「応援するね」と伝えること。

子どもが頑張りたいと思っていることに対して親の価値観を押し付けず、「意欲がすばらしいね。応援するよ。」と伝えましょう。応援してくれる人には反抗しようがありませんから。

Q.反抗期の子どもとの関係が悪化してしまったら・・・?

プライドを捨て、深々と頭を下げて謝ってください。
「今まで、あなたの夢や意欲を否定してごめんね。」
と言い訳せずに謝ること。

「親の私にもこういう想いがあって……」と言いたい気持ちもわかりますが、それはエゴです。そのエゴを抑えて素直に謝りましょう。そして、「もう一度、私にあなたの夢を、あなたがこれからどうなっていきたいのかを聞かせて」と伝える。

子どもとの関係が悪化している親は、普段から否定的なコミュニケーションをとっています。子どもが夢を話したとき、無意識に「あなたには無理」というメッセージを発していませんでしたか?

反抗期は、今まで否定されて傷ついた心が表に出ているだけなんですよ。
だから言い訳せずに謝り、これから応援していくことを伝えてください。
もしかしたら、時間がかかるかもしれません。
でも、これから味方でいることを伝え続けていれば、また関係は良くなっていきますよ。

第二次反抗期の子どもと上手に付き合うための3つのポイント|まとめ

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子どもの第二次反抗期は、親にとっても子にとっても難しい時期です。しかし、この時期を乗り越えた親子の絆は、“雨降って地固まる”という言葉通り、今まで以上に強くなると言われています。そのためには、親御さんが以下の4つのポイントに注意してコミュニケーションを取ることが大切です。

  • 子どもの意見を尊重し、一方的にコントロールしようとしない
  • 子どもを温かく見守り、応援する
  • 肯定的な言葉や態度で接する
  • 注意する時は、子どもが理解できる理由を具体的に伝える

  • その子の個性や状況に合わせて、対応方法をカスタマイズすることも大切です。子どもの気持ちに寄り添いながら、子どもが自立するための準備期間を応援していきましょうね。

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