廃車と化したバスやキャンピングカーを住まいとしたり、パレット(輸送時などに使うスノコ状の板)を使って家を建て住んでいる人もいるのが現実です。また、昼間から酔い潰れた人が外で横になっている姿を見かけるのは当たり前の光景で、貧困だけでなく、アルコールに依存する人の多さもパインリッジ居留地では深刻な問題となっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?日本でも数少ないとはいえ、電気や水道、ガスがない田舎はあります。しかし、大規模にここまでの貧困や劣悪な生活環境を伴う田舎というのは、日本ではまず考えられないでしょう。先進国アメリカに、こんな田舎があるとはかなりの驚きですよね。ある意味、アメリカの格差社会を如実に表したものとも言えるかもしれません。