2024年6月26日 更新

「扶養の壁に悩む」パート主婦必見!2024年10月からの適用範囲拡大後、働き損にならないための働き方とは

パート労働者のベストな働き方って?「働き損」にならないための働き方を、ファイナンシャルプランナーがわかりやすく解説します!

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近年、マスコミをにぎわす「106万の壁」「130万の壁」というパート勤務の労働者に課せられた「年収の壁」問題。夫の扶養内で働きたいパート勤務の人たちにとっては、もっとも気になる数字となっています。

一方、人手不足に悩む経営者サイドにとっては、少しでも長い時間、パート労働者に働いてもらいたいというのが本音。政府は「支援強化パッケージ」を用意して、パート労働者を抱える企業に助成金を出す意向ですが、働くパート労働者側にとっては「なるべく労働時間は増やさないで、手取りは減らないのが最良」と考えている人も多いはずです。
そんな『扶養の壁』に悩む人が働き損にならないためヒントを教えてくれる一冊、「『扶養の壁』に悩む人が働き損にならないための38のヒント」が7月18日(木)に発売されます。

「働き損」にならないための働き方を、ファイナンシャルプランナーがわかりやすく解説!

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本書では夫の「扶養内」で働きたいと考えている読者に向けて、「いったいいくらまでなら働けるの?」という疑問に丁寧に応えていきます。また、「扶養内」にこだわらない方のためにも、基本的な知識、および「扶養外で働くこと」のメリット・デメリットを提示することで、その人に一番合った働き方を提案します。
2024年10月には、パート労働者が働く企業での社会保険加入の要件が、現状の「社員101人以上」から「51人以上」に制度改正されます。これに伴い、「106万の壁」「130万の壁」を意識せざる得ない人が、現状より130万人増えると厚生労働省は試算しています。

本書では、上記の制度改正を踏まえ、パート労働者のベストの働き方を提案してくれます。

構成

1章 「年収にしばられる」働き方を続けたいですか? 妻が扶養でいることは「損」か「得」か? 女性がどう働くか?立ちはだかる扶養のジレンマ
扶養と言えば「103万円」と思ってしまう理由
3つのメリットが「扶養内で働く方が賢い」と思わせる
扶養の仕組みが2024年10月から変わる!
2章 税金や社会保険…家計から払うお金といつもにらめっこ 「私が悩む理由はどこ?」がわかる「6つの扶養の壁」 税金、社会保険、手当……扶養の仕組みは「3つ」ある/自分の「所得48万円」が扶養の分かれ目
「夫の所得税率」を簡単に割り出す方法
夫の勤め先の健康保険組合によって扶養条件が違う
「もらえるお金や条件」は夫の勤め先でチェックを!
扶養に入る際に知っておきたい!6つの年収の壁
「100万円の壁」ここがポイント/妻に「住民税」の支払いが発生するだけ
「100万円の壁」を越えたらどうなる?
「103万円の壁」ここがポイント①/妻に所得税がかかり始める分岐点とは?
「103万円の壁」ここがポイント②/実際に気にするのは「150万円」でいい理由
「103万円の壁越え」で注意したい4つのケース
「103万円の壁」を越えたらどうなる?
「150万円と201万円の壁」/201万円以上稼ぐと「夫の税金の優遇」がなくなる
150万円と201万円の壁を越えたらどうなる?
「106万円の壁」ここがポイント①/小さい会社でも社会保険が適用されるように
「106万円の壁」ここがポイント②/カン違いしやすい条件の「盲点」を理解しよう
「106万円の壁」よくあるQ&A「106万円の壁」を越えたらどうなる?
「130万円の壁」ここがポイント/条件にある金額の数字をうのみにしない!
「130万円の壁」よくあるQ&A
「130万円の壁」扶養のカン違いで損する人5つの注意
「130万円の壁」を越えたらどうなる?
夫の会社から「手当の返還」を求められるケースに注意!
3章 チャートとチェックポイントであなたの未来がわかる! 迷ってる人の悩みが解決!「扶養を外れる」人はどんなタイプか 「扶養を外れるか否か」妻が持つべき視点とは
扶養を外れる時に「夫」と話すべきこと
「生き方」「世帯年収」扶養だけに縛られない働き方もある
扶養の壁を越えると「手取りはどうなる?」7つのパターンで検証!
いくら稼ぐと扶養を外れても得するのか?(前編)
いくら稼ぐと扶養を外れても得するのか?(後編)
扶養を外れて「年収180万円」の働き方を選んだ実例3人の話
「私はどうすればいいの?」大切なのはたった1つの視点
50代で知っておきたい扶養の話
4章 「扶養外れ」のメリットとデメリットをおさらい お金も安心で働き方も自由に!扶養から飛び出したら起こること 扶養を外れると、働く人や企業側も選択肢が広がっていく
社会保険に加入すれば「万が一」や「老後」の保障がアップ
扶養外れのデメリットとの向き合い方も大事になる
扶養を外れて働き出した4人の夢と現実ストーリー
基礎からわかる!「扶養」の用語集

著者プロフィール

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塚越 菜々子(つかごし ななこ)
株式会社KANATTA代表。保険を売らないファイナンシャルプランナー(CFP・1級ファイナンシャル・プランニング技能士)。1984年神奈川県生まれ。税理士事務所に15年間勤務し、500件を超える企業や個人の財務に携わる。2017年に独立後、2800人の家計や資産運用のサポートを行う。

家計簿なしで貯まる仕組みを作る「家計改革プログラム」を独自に開発。平均的な家計に合わせるのではなく、わが家が大事にしている部分にお金を使う家計作りが好評。多くの女性から支持され、「月28万円の赤字を改善」「専業主婦家計が年間200万貯蓄できた」など喜びの声が絶えない。

SNSやYouTube(登録者数9.7万人)で身近なお金について、わかりやすく発信。TBS『Nスタ』、日本テレビ『ZIP!』、テレビ東京『ワールドビジネスサテライト』等、メディア出演多数。著書に『書けば貯まる!共働きにピッタリな一生モノの家計管理』(翔泳社)、『お金の不安をこの先ずーっとなくすために今できる46のこと』(扶桑社)がある。
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この記事のライター

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