2020年1月11日 更新

専業主婦vsワーママ「どちらが大変?」のバトルが無意味である4つの理由

専業主婦と働くママ、どちらが大変か?!という論争。特に「どっちのが大変か」というところに焦点が当てられがちですが、それは無意味であることが明確。そのわけとは?

専業主婦と働くママ、どちらが大変か?!という論争が繰り広げられることがあります。

「ワーママは働きながら子育てしてえらい」
「専業主婦は一日中こどもと一緒だからえらい」
「ワーママは保育園預けられるから楽」
「専業主婦は時間がたっぷりあるから羨ましい」など。

特に「どっちのが大変か」というところに焦点が当てられがちですが、それは無意味であることが明確。そのわけとは一体何なのでしょうか?

専業主婦とワーママどっちが大変?どっちが尊い?論争

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女性の生き方が多様化したいまでも、専業主婦と働くママ、どっちのがえらい?すごい?大変?という論争が繰り広げられることがあります。

はっきりと言われることがなくても、マウンティング(「私の方が他人よりも幸せである」と一方的に格付けし、自分の方が立場は上であると主張し、更にそれをアピールすること)されたな…と感じるママも。

例えば、
「専業主婦って、昼間なにしてるの?」
「旦那さんの収入だけって、不安じゃない?」
「そんな風に働いていて、こどもと過ごす時間が少なくて後悔しない?」
など。

悪気はなくても、ちょっと気になってしまう発言ですね。

それぞれのメリットとデメリットは?

専業主婦とワーママ、それぞれにメリットとデメリットがあります。
専業主婦のメリット・デメリット

【メリット】
・子どもとの時間がたっぷり取れる
・朝の慌ただしい準備をしなくて良い
・仕事関連の悩みを持たなくて良い

【デメリット】
・旦那さんの収入に頼ることになる
・子どもと離れて過ごす時間がない
・社会的信用がない

特に「子どもと一日中向き合うこと」が求められるので、一日家にいるからといって決して楽ではないのだという声が多いですね。
ワーママのメリット・デメリット

【メリット】
・収入源が二つになるので安定感がある
・生活にメリハリができる
・仕事が子育ての息抜きになることもある

【デメリット】
・時間に追われる
・保育園代がかかる
・疲れる
・子どもの体調不良で迷惑をかけてしまうことがある

経済的に余裕ができると思いきや、時短勤務で、保育園代を考えると手元に残るお金はほんの少し…というママさんも多いようです。収入源は増えるので安定感はありますが、忙しい割には余裕は感じられない…なんてことも。

専業主婦vsワーママ「どちらが大変?」のバトルが無意味である4つの理由

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①取り巻く環境が違う

その家庭によって、環境が違いますよね。
・旦那、両親の協力体制
・保育園、職場への遠さ
・子どもの特徴(夜泣き、やんちゃさ、性格、男女)
など。
一言に「子育て」といってもみんながまったく同じことをしているわけではない、ということがわかります。
②ママの職種、業種によって状況が違う

「ワーママ」といっても、ママの職種、業種、会社によって全く状況が違います。

・時短or残業あり
・休みやすいor休みづらい
・営業or事務
・忙しいor暇

など。
③やむを得ない状況であることも多い

そして意外に多いのが、「やむを得ない状況」。特に、「働きたいけど、旦那さんが転勤族で次はいつ転勤になるかわからない」というママさんは未だ多いです。
④感じ方の違いが大きい
1日育児をしていた方が楽しいと感じる人、1日仕事していた方が楽しい人、いろいろですね。1日仕事をしている方が楽だな、と感じる人が専業主婦として1日家にいたら「とても大変」と感じるでしょう。

逆に、1日育児をしていたい、と思う人が仕事をするようになると「こどもとの時間が少ない…」とストレスを感じてしまうこともありますね。結局は、大変と感じるかどうかは「その人がどうしたいか」「どう感じるか」に大きく左右されるということなのです。
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この記事のライター

はるぴとまま はるぴとまま

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