2018年12月18日 更新

子どもがかかりやすい骨・筋肉・関節の病気【内反足】って?

子どもがかかりやすい骨・筋肉・関節の病気の原因と症状、治療法、ホームケアの方法などについてご紹介します。今回は【内反足】についてです。

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いざという時に慌てないためにもママやパパに知っておいてもらいたい、子どもがかかりやすい骨・筋肉・関節の病気があります。原因と症状、治療法、ホームケアの方法などについてご紹介します。今回は【内反足】についてです。

原因と症状

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生まれつきの変形により、足の裏が内側を向いている状態が内反足です。足を外に向けようとしても、抵抗があって動きません。2対1の割合で男の子に多く見られます。

アキレス腱や靭帯などの組織が生まれつき縮まっていたり、かかと周辺の骨の並びに異常があったりすることが原因ですが、なぜこうしたことが起こるのかはまだわかっていません。

治療

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治療は、まず医師が手の力で足を正しい位置に整えて、ギプスで足を固定します。その後、定期的に通院して、固定の状況を確かめて治しながら経過を見ていきます。

ギプスで治らない場合は、矯正用の装具を使います。症状によって治療にかかる時間に差があり、5才頃まで装具靴をはいての治療が必要になることもあります。

病院によっては生後1~2ヵ月を過ぎた赤ちゃんに手術をすることも。アキレス腱の裏側を切ってかかとの骨を引き下げ、足を正しい位置に整えてギプスを巻く治療を行います。

ホームケア

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症状によっては治療に長期間かかることがありますし、装具靴を使用することになると、日中と夜間では靴のタイプを替える必要も出てきます。家族やその子にかかわる人たちの治療に対する理解がとても大切になります。

まとめ

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子どもの骨や筋肉、関節は発達の途中です。日頃から子どもの動きをよく観察して、できるだけ早く発見し、適切な治療を受けましょう。
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