2021年6月19日 更新

心掛けひとつ。自分を形作る「身軽な暮らし」の基準

何がどこにあるのか明確で、欲しいモノにすぐ手が届く空間。スペースを圧迫せず快適に過ごす「身軽な暮らし」について考えてみました。

ひとつ手に入れたらひとつ手放す

モノの増えすぎ予防として心掛けているのが、「ひとつ手に入れたらひとつ手放す」こと。毎回必ずと決め込んではいませんが、頭に入れておくだけで増えすぎを防げています。

必要なモノにすぐ手が届く空間では思考がクリアになり、物事の整理も付けやすくなりました。「手放したい、でも捨てるのはもったいない」場合は、身近な人へ譲ったりフリマアプリなどで必要としている方へ届けたりするのも、モノを大切に扱う手段です。
 

リメイクを楽しむ

使わないカップをペン立てに再利用したり、サイズアウトしたシャツで子どものスタイを縫製したり。モノを手放すときには、捨てる・譲るだけでなく「リメイク」も選択肢に加える習慣を付けました。身軽な暮らしは「モノ自体を減らす」「持たない」に目が行きがちですが、「形を変える減らし方」もまた、新たな楽しみや出会いがあるものです。
 
丈夫な箱をデスク回りのツールボックスに。(撮影/筆者)

丈夫な箱をデスク回りのツールボックスに。(撮影/筆者)

表面のリメイクは処分に迷っていたクロスやボタンで。(撮...

表面のリメイクは処分に迷っていたクロスやボタンで。(撮影/筆者)

「欲しい」の無理な抑制はしない

身軽な暮らしを目指す理由は、あくまで「暮らしを楽しむため」。すっきりとした空間が好きでも、自分の「欲しい」に忠実でいるのは大切です。理想の暮らしのためにあらゆる「欲しい」を抑えるのではなく、好きなモノはじっくりと収集し、ごちゃつきが気になればその都度ディスプレイや収納を見直しています。

衣類の“天下り”をしない

着なくなった外出用の服を部屋着に回し、結局手放すタイミングを失うことで、不要な服が溜まってしまう。「まだ着られる」ので、つい着続けていました。そこで、外出用の服と部屋で着る服を明確に分け、衣類の天下りをしないことに。たったこれだけの心掛けですが、「まだ着られるからこそ必要としてくれる方に譲ろう」と新しい気持ちで手放せるようになりました。

判断に困るものは「仮置きボックス」へ

「使わないし、譲れないし、捨てられない......」と判断に困るモノは、一時的に「仮置きボックス」へ保管します。仮置きボックスの設置で気を付けたのは、小さめの箱を選ぶこと。箱が大きいと、ついあれこれ保留にしてしまうためです。
開閉しやすい箱を選ぶと選別する意欲も湧きやすい(撮影/筆者)

開閉しやすい箱を選ぶと選別する意欲も湧きやすい(撮影/筆者)

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梅田ミズキ 梅田ミズキ

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