2024年9月26日 更新

もうすぐ運動会!乗り気でない子どもを励ましやる気にさせる親技5選

もうすぐ運動会!なのに、子どものやる気がイマイチで悩んでいませんか?親が子どもを思いなにかしてやりたい気持ちは常にかと思いますが、良きタイミング・今すると効果的な“親技”もあります!

③新しい靴を一緒に見に行ってみよう!

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運動会に靴の新調は必須ではありませんが、「買い換えるチャンスかな」と思っている場合や、子どものモチベーションアップにつなげようと考えられているのであれば、新調は運動会直前でなく少し早めがおすすめです!というのも、運動会までに履き慣らし、本番で靴の違和感に悩まないようにしてあげたいですよね。

「靴を買ってきたよ!」というのももちろん子どもは喜ぶと思いますが、できれば「一緒に見に行こう!」と誘ってあげてください。まず、一緒に行き試着しながら選ぶことで、きちんと足に合ったものを購入することができますね。

また、「走りやすく設計された…」とメーカーが謳う一足と、子どもが履き心地が良い・速く走れそうと感じる一足は必ず一致するとも限りませんし、デザインや流行等子ども自身にこだわりがある場合もあります。

あまりに学校や運動に適さない靴であれば別ですが、一般的な運動靴の範囲で親子で意見が異なった場合には、やる気アップにつなげるためにもここはお子さんの意見を尊重し好きな一足をプレゼントしてあげてみてはいかがでしょうか?

④一緒に練習をしてみよう、遊びの中でもOK!

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たとえば、

・すぐに疲れてしまう・息が切れてしまう⇒少しずつ体力をつける
・かけっこに自信が無い⇒スタートやダッシュを繰り返し練習する
・ダンスや組体操でのバランスに自信が無い⇒姿勢を保つ練習をする


これらが少しでも身につけば、子どもの不安は少しずつ払拭されていくのではないでしょうか?しかし、運動会前は子どもは園や学校でこれでもかというくらい運動漬け・練習漬けの日々を送ります。家でも休日も「練習練習!」と義務感を出してしまうと、子どもはなおしんどくなってしまう場合もあります。

【楽しみながら運動会の不安克服にもつながる】家庭でこんな方法があれば、理想ですよね。一例ですが、

・ママ運動不足だから、夜は涼しくなってきたし少し一緒に走ってくれない?
・(休日に)パパとよーいどんしてみる?
・ダンスで片足立ちをするの?どれどれ、ちょっと何秒できるかやってみよう、ママ負けないよ!


といった具合で、子どもの気が乗れば一緒に少し練習をしてみるのはいかがでしょうか?あくまで「付き合ってあげるから練習してみなさい」というスタンスではなく、子どもが「やってみたい」「しかたないなー(と思いながらも)」と自主的に腰を上げて練習につながるよう体を動かすのが理想かと思います。

もちろん、高学年にもなると自主トレーニングを希望する場合も多く、夜道のランニングに並走する・休日に公園で汗を流す等大人は少し大変な場合もありますが、子どものやる気を大切に一緒に取り組んでみてあげてくださいね!

⑤運動会を楽しむ気持ちを共有する

子どもが運動会に対して感じている気持ち、例えば「楽しみ!」「友達と走るのワクワクする!」など、ポジティブな気持ちはもちろん、「疲れるし、暑いのは嫌だな…」といったネガティブな気持ちも受け止めてあげることが大切です。その上で、運動会を通してどんな体験ができるのか、どんな楽しみがあるか親子で一緒に考えてみましょう!

・お昼はお気に入りのお弁当箱で可愛いキャラ弁を食べる
・終わったらご褒美の手作りのメダルをプレゼントする


など、運動会当日をイメージして、ワクワクする気持ちを育んでいきましょう。親自身が「運動会って楽しいんだ!」という雰囲気を出すことです。親が楽しそうだと子どもも自然と「面白そう!」と感じるようになるはずですよ。

運動会の後こそ重要!子どもの頑張りをさらに伸ばす声かけとは?

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目標に向かって努力し、その成果を出し、友達と喜びを分かち合う経験を通して、子どもは大きく成長します!そして、運動会後の子どもへの声かけは、その成長をさらに後押しする大切なキーポイントです。ここでは、運動会後の声かけのポイントを具体的な例を交えながらご紹介します。

運動会を振り返り、頑張りを認めて共感する

運動会が終わった後は、子どもにとって、達成感や安堵感、興奮や緊張から解放された気持ちなど、様々な感情が渦巻いている時期です。まずは、「今日は一日よく頑張ったね!」「最後まで諦めずに走りきったね、かっこよかったよ!」など、頑張りを認め、共感する言葉を伝えましょう。そして、

・かけっこで転んでしまっても、最後まで走りきったこと
・ダンスで笑顔が輝いていたこと
・お友達を一生懸命応援できていたこと


こんな風に具体的な行動を挙げることで、子どもは自分の頑張りが認められた喜びを感じ、自己肯定感を高めることができます!

目標達成度に関わらず、努力を評価する

運動会では、結果だけに注目するのではなく、目標に向かって努力した過程を評価することが大切です。例えば、かけっこでビリになってしまっても、「練習、本当によく頑張ってたね。その努力はママもパパも見てたよ!」と、努力を認め、ねぎらいの言葉を伝えましょう。

努力は必ずしも結果に結びつくとは限りませんが、努力を続けることそのものが、子どもの成長に繋がります!結果ではなく、努力を評価することで、子どもは努力の大切さを学び、次へ挑戦する意欲を高めてあげましょうね。

【まとめ】:「周囲からの期待」がプレッシャーになった子どもたちを見てこそ

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「“親技”なんていうと偉そうかなぁ…」という思いは正直あったのですが、今回このタイトルで記事を書かせていただきました。

というのは、私は以前学校の先生でも親でもない“間の立場”である小学生の保育施設の職員をしていたのですが、運動会前の子どもたちは「運動会が楽しみ」という期待反面「親にも学校にも言えない不安」をたくさんもっていました。

こっそりと「(親の期待に応えられるよう)ここで練習をさせて…」といった具合に、体育漬けで疲れた体で休みなくダッシュやダンスの練習をしていました。「本当は一緒に走ってほしい・できるようになった所を見て欲しいのは職員ではなく親御さんじゃないのかな?」なんてよく感じたものです。

「本当は運動会の練習も周囲の期待も嫌で学校に行きたくないけれど…」「(学校や練習)楽しいって言っとかないと、親が心配しすぎるから」とナイーブになったり遠慮をしている子もいました。

運動会を楽しみにしているし、力いっぱい頑張ってほしい。この親の素直な気持ち自体は、子どもにとってもプラスで嬉しいはずです。でも、子どもにとって運動会は学校生活への気持ちを大きく左右する一大行事!それに向かって期待と不安を入り交えながら、心も体もクタクタになりながら毎日勉強と並行して頑張っているのです。

「辛いことも言ってもいいよ(不安も共有)」・「一緒に靴を見に行こう(楽しみを共有)」・「よし、ママも走ってみよう!(練習にもつながるコミュニケーション)」これらはもちろん一例にすぎませんが、【運動会】という一つのイベントとそれに向かって大きく成長していく子どもに、寄り添い一緒に不安を乗り越え喜びを共有していけると良いな♡と自分自身も親となって強く感じます。少しでも参考になると嬉しいです。
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この記事のライター

piyoco piyoco

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