2020年7月7日 更新

外出自粛期間で夫婦の家事分担に前向きな変化が!共働き夫婦の家事シェア事情とは?

ニューノーマルな生活でも”家事を協力し合いたい”と回答する夫婦多数!緊急事態宣言発出後に在宅勤務となった共働きの20代~40代の夫婦400名を対象に「共働き夫婦の家事シェア事情」に関する調査を実施しました。

株式会社クレハは、緊急事態宣言発出後に在宅勤務となった共働きの20代~40代の夫婦400名(既婚・小学生以下のお子様をお持ちの方・男女200名ずつ)を対象に、 「共働き夫婦の家事シェア事情」に関する調査を実施しました。
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【調査概要】
調査名:「共働き夫婦の家事シェア事情」に関する実態調査
調査対象:共働きの20代~40代の既婚夫婦
調査人数:400名(小学生以下のお子様をお持ちの方・男女200名ずつ)
調査方法:インターネット調査
調査期間:2020年5月16日(土)~ 2020年5月20日(水)

1.妻は夫婦の家事・育児の分担に不満がある?!夫婦間で認識や満足度など“意識のギャップ”が浮き彫りに!

家事・育児の分担割合について質問したところ、約半数の家庭で妻が家事・育児の80%以上を担っていることが判明。男女別の調査結果を見ると、特に「妻100%」と「妻50%・夫50%」の項目においてそれぞれ大きな差が開いており、夫婦間で認識の違いがあることがわかりました。
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さらに、分担の割合についての満足度は、84.0%の夫が満足と回答しているのに対し、妻は60.5%にとどまり、約20%の差が開いています。この結果から、共働きが増え、夫の家事参加が進みつつある状況でも、夫は「やっているつもり」、妻は「まだまだ足りていない」といったように夫婦間で家事・育児の分担に対する認識や満足度にギャップがあることがうかがえます。
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2.妻の家事・育児の分担への不満の原因は、夫婦それぞれが担当する家事の負担の度合いが原因!?

ご自身で担当している家事について質問したところ、夫のトップ3は「ゴミ出し(57.5%)」、「浴室の掃除(47.8%)」、「食事の片付け(28.8%)」という結果に。一方、妻のトップ3は「料理・食事のしたく(84.3%)」、「アイロンがけ(61.8%)」、「洗濯・干す(59.8%)」という結果となりました。

時間のかかる主要な家事の担当は、妻の割合が大きいのに対し、比較的容易な家事は夫が多く担当していることが判明し、夫婦の満足度の差は、それぞれの家事の負担の度合いが原因である可能性が伺えます。

また、家事は妻の割合が高いが、育児は「半分半分」と回答する方が多く、家事と比較して育児の方が、分担が進んでいるという興味深い結果が明らかになりました。
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3.緊急事態宣言発出後、夫の家事参加率がアップ!外出自粛期間は家事・育児の分担を見直す機会に!?

緊急事態宣言発出後、62.8%の夫婦が家事・育児の分担について「話し合いをした」と回答。また、68.1%の家庭で「夫が家事・育児をする機会が増えた、少し増えた」ことがわかりました。在宅勤務等で働き方が変化したことにより、改めて家事・育児の分担を見直す家庭が増え、夫婦の認識の差を縮める機会になったことがうかがえます。
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さらに、「夫が家事・育児をする機会が増えた、少し増えた」と答えた方にどの項目が増えたかを調査したところ、トップ3は「子供と遊ぶ(58.8%)」、「料理・食事のしたく(44.5%)」、「食料品・日用品の買い出し(41.9%)」という結果になりました。

これまで妻が中心となって担当することが多かった「料理・食事のしたく」「食料品・日用品の買い出し」の項目について、夫の家事参加率がアップしたことがわかりました。
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