2016年12月12日 更新

元・本嫌いがおすすめする「夢中になれる本の探し方・読書感想文の書き方」

夏休み中は時間がたくさんあるので、ぜひ子供に本をたくさん読んでほしい!我が子にあった本の探し方とおすすめの読書感想文の書き方をご紹介します。

私は、今でこそ絵本の紹介文を書いたりするのが好きですが、小学校低学年の頃には先生から「もっとちゃんとした本を読みましょうね。」と注意されてしまうような子でした。

絵本はもともと母が好きで、たくさん読み聞かせてもらったおかげで子どもの頃から大好きだったのですが、一人で読む「読書」がとても苦手だったのです。作文は得意でしたが「読書感想文」は苦手でした。

そんな私も中学生の頃、ミヒャエル・エンデの『はてしない物語』を読んで、初めて物語に興奮して眠れなくなる経験をし、自分で納得のできる読書感想文が書けるようになりました。

また、3人の男の子を育ててきた十年間の経験から、一人一人が喜ぶ本の選び方のコツも少しずつわかってきました。そこで今回は、「その子が喜ぶ本の選び方」、「読書感想文の書き方」をご紹介したいと思います。
『はてしない物語』

『はてしない物語』

『モモ』でも有名なドイツの児童文学者ミヒャエル・エンデの作品。

映画「ネバーエンディング・ストーリー」の原作ですが、原作はまた全然違う魅力があります。

読み進めるうちに、自分も物語に入り込んだような不思議な感覚が味わえる極上のファンタジー。

お読みになる時は、文庫版ではなく、単行本(ハードカバー版)が絶対おすすめ!

その子にあった本の選び方

子どものために図書館などで本を選ぶとき、

・子供たちの好きなもの
(長男は電車、次男は冒険、三男は可愛い系←おさるのジョージなど)
・今関心を持っているもの
(授業で習ったことや、幼稚園で取り組んでいること)
・季節
・お気に入りのシリーズ
・登場人物と兄弟構成や年頃が似ていて共感できそう

などを考えながら本を選んでいます。

「私が読ませたい本」と「彼らの読みたい本」には少しずれがあったりするので、彼らの好きそうな本にたまに、道徳的だったり教育的な本を混ぜて読むと、嫌がらず聞いてくれたりします。

絵本を読まない、興味がないというお友達に本を貸すときは上記のことに加えて、

・絵が可愛い(親しみやすい)
・楽しいお話
・短めのお話
・自分の子どもも喜んでいた本(評判が良い本)

なども意識して本を選んでいます。
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昔から人気の名作の持つ力はやっぱりすごいです。
長年読み続けられるのには理由があります!

『ぐりとぐら』は、たくさんの人に愛されていますね♡

読書感想文の書き方

うちの長男も今苦労してる最中なのですが、読書感想文って本当に書くのが大変です。それでも、少しでも読書感想文の苦労を減らすためにはいくつかコツがあるような気がします。

・読んで面白かった本で書く
・いきなり原稿用紙に書き始めない
・「はじめ」「なか」「おわり」に何を書くかメモをとる
・メモを元に書く
・その本を読んで自分の考えがどう変わったか、本の話と自分の経験を照らし合わせて書く

などのポイントに心掛けたら、ちょっと楽かな?と思います。

読書感想文を書くためにおすすめのジャンル

伝記

偉人の人生って、結構山あり谷ありで、子供の頃とんでもないいたずらをして怒られたり、劣等生だったり…と共感できるポイントが多かったりします。

野球が好きなら、イチローやベーブルースなどの野球選手、サッカーが好きなら長友選手などのサッカー選手、ピアノが好きならクララ・シューマンなどのピアニスト…とその子の興味に合わせて本を選べるのも伝記のいいところ。

裏技としては、伝記漫画もたくさん出ているので、漫画を読んで大まかな流れをつかんだ後、本を読むと内容を理解しやすいですよ。

『ナイチンゲール』を読んで看護婦に憧れたり…と、子どもの頃読んだ伝記の影響で、将来の職業を決めた人もいるんじゃないかと思います。
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むっく むっく

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