2019年9月3日 更新

大人女性のひな祭り悩み調査!実はNG!?正しい知識で節句祝いを

ひな人形の正しい手放し方を知らない女性4割!そのうちの半数が“いけない勘違い”をしていた事実も明らかに ~日本人形協会による桃の節句に関する意識調査~

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節句・伝統文化の啓蒙と振興のために活動している一般社団法人日本人形協会が、女児の健やかな成長と健康を祝う3月3日の桃の節句を前に、大人女性のひな祭りへの意識について調査すべく、20~30代の未婚女性400名を対象に「ひな祭りに関する意識調査」を実施しました。

調査結果から、正しい節句の知識はまだまだ浸透していない現実が浮き彫りになりました。2018年は正しいひな人形の知識をもって、桃の節句を迎えてみてはいかがでしょうか?

「ひな人形の正しい手放し方」わからない女性4割!そのうちの半数以上がいけない勘違いをしていた事実も

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今回の調査は、ひな人形を所有している20代30代の未婚女性400名に行っています。その400名に「ひな人形の正しい手放し方を知っているか」と尋ねたところ、42.5%が知らなかったと回答しました。正しい手放し方は神社やお寺で供養に出すことですが、その知識が浸透していない現実が浮き彫りになりました。

また、正しい手放し方を知らない人170名に「ひな人形はどのように手放すイメージを持っていたか」質問してみると、半数以上が「いけない勘違い」をしてしまっていた事実も明らかになりました。
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日本人形は、そのルーツをたどると、河川などにわが身の厄を流す中国の風習と、人形(ひとが
た)をわが身に代えて祓いとする日本古来の風習が融け合って生まれたとされています。ゆえに、ひな人形はひとがたの意味も持ち合わせており、直接触れることで自身の厄の身代わりとなるとされています。そのような人形を「自分の子どもに譲ること」や「ずっと持っておくこと」、「きちんと供養せずに処分すること」はあまりよろしくありません。

調査結果では「ひな人形はどのように手放すイメージを持っていたか」という質問に対し「自分の子どもにあたえる(52.4%)」「ずっと持っておくもの(45.9%)」など、間違った認識をおよそ半数の人がしているという結果になりました。

ひな人形を飾らずに保管している層は7割超え!そのうちの77.7%は「10年以上」保管していることも明らかに

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400名の女性に「ひな祭りの実施率」を尋ねたところ、28.7%が「今も毎年飾っている」、68.8%が「飾らずに保管している」という結果になりました。【今も毎年飾っている層】115名に飾る理由を尋ねたところ、トップには「伝統を大切にしたいから(複数回答:48.7%)」という結果になりました。
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一方で、将来的な悩みに関しても尋ねてみたところ、「何歳まで飾るべきなのかわからない」66.9%、一番多かった悩みとしては「どのように手放したらよいかわからない」73.1%ということもわかり、大人女性の悩みの数々が浮き彫りになりました。

【飾らずに保管している層】275名は、そのうちの77.7%は「10年以上」保管していることも明らかになりました。

上記でお話したように、ひな人形は直接触れることで自身の厄の身代わりとなる意味もあります。飾らない期間が長くなるようでしたら、その由来に習って神社やお寺で供養してもらった方がよいのかもしれません。

保管している理由としては「どのように手放したらよいかわからない(70.9%)」というものもあり、正しい節句の知識が浸透していないための悩みがうかがえる結果となりました。


<調査概要>
調査名:大人女性のひな祭り意識調査
調査対象者:ひな人形を所有しており、実家に住んでいる20代30代未婚女性400名(全国)
調査期間:2017年12月5日~12月13日
調査方法:インターネット調査
また、日本人形協会では受け継がれる美しい日本の伝統文化「ひな祭り」を表現したショートムービーを公開しています。ムービーのテーマは“受け継がれる日本の伝統文化”。子を思う親の気持ちは繰り返され、母から娘へ受け継がれていく様子を表現しています。ぜひご覧ください。

「同じ空の下〜受け継がれる⽇本⼈形〜

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