授乳期が終わったと思ったら、待ち構えている子どもの好き嫌い問題。筆者の長女(3歳)は、離乳食の時期からなかなか食事を食べてくれず、しっかり食べられるものは「白米」のみでした。
「周りのお子さんはすんなり食べているのに…」「自分は栄養士なのに…」と、勝手に落ち込む日も多かったです。現在は、概ねどんなものでも食べられるようになりましたが、そうなるまでに試した方法について、ご紹介したいと思います!
お弁当箱を使う
子どもの好きなキャラクターが描かれているお弁当箱を使って、食事を出すようにしました。いつもと違う方法で食事が出されるため、嫌いなものを入れても「食べてみよう」と思ってくれることが多かったです。お弁当箱に加えて、ベランダや庭、公園など、いつもと違う環境で食べるのも良いかと思います。
筆者も、小さい頃は好き嫌いが多かったのですが、遠足でお弁当の日には、嫌いな食べ物が入っていても完食していたことを思い出しました。苦手な食べ物でも、食べられるようになる「きっかけ」を作れたら、その後はスムーズに食べてくれることが多いように感じます。
筆者も、小さい頃は好き嫌いが多かったのですが、遠足でお弁当の日には、嫌いな食べ物が入っていても完食していたことを思い出しました。苦手な食べ物でも、食べられるようになる「きっかけ」を作れたら、その後はスムーズに食べてくれることが多いように感じます。
味付けを変える
大人でも、苦手な食べ物を何の味付けもされていない状態で食べるのは、難しいかと思います。子どもの場合も、同じです。子どもの食事の味付けは、基本的には薄味のほうがもちろん良いですが、苦手な食べ物に関しては、多少味付けを濃くしてあげると、食べやすくなります。味噌やマヨネーズ、ケチャップ、ドレッシングなどの調味料は、食べ物の味を隠しやすいため、試してみてください。
一緒に料理をする
離乳食の時期の赤ちゃんには難しいですが、2歳を過ぎていたら、注意しながら一緒に料理をしてみるのもおすすめです。筆者の長女も、2歳過ぎから「混ぜる」「調味料を入れる」ことを主に、一緒に料理を始めました。
苦手な食べ物でも、「自分が料理した」と思うことができるため、その後の食事でも食べてくれることが多かったです。苦手な食べ物だけを料理すると、より苦手意識が強くなってしまう恐れがあるため、あくまで「いつもの料理の中に、苦手な食べ物が含まれている」というシチュエーションにしましょう。