2026年4月23日 更新

赤ちゃんや子供の日焼け止めはノンケミカル?気を付けたい成分は?

おでかけが楽しい季節がやってきました!赤ちゃんや子どもに使う日焼け止めは、できるだけリスクの少ないものを選びたいですよね。本記事では、成分の安全性やおすすめの紫外線対策についてご紹介します。

 (196681)

もっちりと弾力がありみずみずしく潤いのある子どもの素肌。そんな美しい素肌を紫外線のダメージから守ってあげたいのが親心ですよね!

代表的な対策は日焼け止めを塗ることです。
最近ではオーガニック・ノンケミカル・低刺激・無添加など、肌に負担が少なく子供でも赤ちゃんでも使えると販売されている日焼け止めがたくさんあります。

だからと言ってすべてが赤ちゃんや子供の肌に安全とは限らないのです。アレルギーや発がんのリスクがあると言われている成分もあるので、使う日焼け止めの成分はしっかり把握しておくことが大切です。

日焼け止めの種類のちがい

 (196590)

日焼け止めに使われている主な紫外線カット成分は、大きく分けて2種類あります。

◇紫外線吸収剤:紫外線を吸収し、熱などのエネルギーに変えて放出する
◇紫外線散乱剤:紫外線を反射・散乱して肌への影響を防ぐ

一般的に、紫外線吸収剤を使用したものは「ケミカル日焼け止め」、紫外線散乱剤のみを使用したものは「ノンケミカル日焼け止め」と呼ばれています。ただし「ノンケミカル」という表現には明確な定義がなく、メーカーによって意味合いが異なる場合もあります。

日焼け止めのパッケージや成分表示では、それぞれ以下のような名称で記載されています。

紫外線吸収剤
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン、オキシベンゾン-3、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル など

紫外線吸収剤
酸化チタン・酸化亜鉛など

なお、日焼け止めによっては、これらの成分を組み合わせて使用しているものもあります。

また、紫外線対策としてよく見かける「SPF」と「PA」は、それぞれ防ぐ紫外線の種類を示しています。SPFは主に肌が赤くなる原因となるUVBを、PAはシワやたるみの原因となるUVAを防ぐ効果の目安です。

子どもや赤ちゃん、肌が敏感な方には「ノンケミカル」を選ぶ方も多いですが、必ずしもすべての人に刺激が少ないとは限りません。紫外線吸収剤でも低刺激に配慮された製品はありますし、紫外線散乱剤でも乾燥やきしみを感じる場合があります。

大切なのは、「肌に合うこと」と「無理なく使い続けられること」です。落としやすさや塗り直しのしやすさも含めて、自分やお子さんに合った日焼け止めを選ぶことが、紫外線対策を続けるポイントになります。

肌に優しいは嘘?ノンケミカルのリスクが叫ばれている理由

ノンケミカルは紫外線吸収剤不使用で、赤ちゃんにも使えるくらい優しい成分でできているというイメージが広がっていますよね。

そんなノンケミカルのデメリットは白浮きするということ。

日焼け止めを塗っていることが簡単に分かってしまうのです。これは紫外線散乱剤の酸化チタンのせいです。このデメリットを解消するために最近多く出回っているノンケミカルの日焼け止めには、ナノ化した酸化チタンが使われています。

この酸化チタンが赤ちゃんや子供だけではなく、人間の肌にアレルギーやガンを引き起こすリスクがあるとして研究発表がされたのです。

ナノ化酸化チタンに関するリスクの発表とは?

妊娠マウスに酸化チタンのナノ粒子を食塩水に混ぜて皮下注射して行いました。その結果、酸化チタンは仔マウスの脳に移行し、末梢血管に沈着して特定危険部位に集中的なアポトーシス(細胞死滅)を誘発しました。また、精子生成能力も20%以上の低下がみられたとしています。
この実験では生まれた子供のマウスの臓器や脳には、ナノ化酸化チタンが入っていたり、各臓器の機能低下がみられたそうです。

DNAを傷つけてしまうことも分かっているので、ガンのリスクも発表されています。

でもよく考えてみて下さい。これはマウスに皮下注射で直接体内にナノ化した酸化チタンを入れているので、日焼け止めのように肌に塗ったわけではありません。

日本化粧品工業連合会がリスクを検証したところ、日焼け止めの成分として使用するのには問題はないという結果になっています。

色々な情報が飛び交っていますが、日焼け止めのナノ化酸化チタンに関しては心配はありません。

日焼け止めで気を付けたい成分一覧

 (196637)

アレルギーやガンのリスクが注意されている成分は、赤ちゃんや子供に使う日焼け止めにはできれば入っていない方が安心です。

ただし、これらの成分は日本や海外で安全性の評価が行われ、使用基準の範囲内で配合されているものが一般的です。すべての人に健康被害が起こるわけではないため、「過度に避ける」というよりは、特徴を理解して選ぶことが大切です。
成分名 主なリスク・影響
ホモサレート 体内に蓄積されやすく、女性ホルモン(エストロゲン等)への悪影響が懸念されています。海外では配合濃度に制限がある地域も。
パルミチン酸レチニル ビタミンA誘導体の一種。日光を浴びることで皮膚がんや腫瘍のリスクを高める可能性が指摘され、欧米では日焼け止めへの使用が禁止されています。
パラベン 一般的な防腐剤ですが、乳がんリスクとの関連性が議論されています。
オキシベンゾン アレルギー性皮膚炎の報告があるほか、サンゴ礁を白化させるなど環境破壊の原因として規制する地域が増えています。
オクチノキサート
(メトキシケイヒ酸エチルヘキシル)
広く普及していますが、ホルモンへの影響が指摘されています。肌に吸収されやすいため、妊婦さんや赤ちゃんは特に避けたい成分です。

※特に「赤ちゃん」「妊婦さん」向けの製品を選ぶ際は、これらの成分が含まれていないか裏面の成分表示を確認することをおすすめします。

22 件

この記事のライター

苺うさぎ 苺うさぎ

この記事のキーワード

元気ママが気に入ったら
「いいね!」をしよう♡

カテゴリー一覧