2018年9月14日 更新

見ているだけで、おなかがぐー!紙版画で描いた「おべんとう絵本」の新定番誕生

見ているだけでおなかが鳴っちゃう!イラストレーター/紙版画作家の坂本千明さんの絵本デビュー作となる『おべんとう たべたいな』味わい深いイラスト「紙版画」とは?

株式会社岩崎書店(代表取締役:岩崎弘明、本社:東京都文京区)は、イラストレーター/紙版画作家の坂本千明さんの絵本デビュー作となる『おべんとう たべたいな』を、2018年9月14日に発売しました。
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見ているだけでおなかが鳴っちゃう!おいしそうなおべんとう絵本

おこめと のりで なにできる?
ウインナーに きりこみ いれたら なにできる?
ページをめくるたびに、おべんとうのおかずが、どんどんできあがりますよ。
ぬくもりある紙版画の絵がおいしそう。においを かいだら おなかが ぐー !
『おべんとう たべたいな』中面 (168452)

via 『おべんとう たべたいな』中面
『おべんとう たべたいな』中面 (168453)

via 『おべんとう たべたいな』中面
『おべんとう たべたいな』中面 (168454)

via 『おべんとう たべたいな』中面

味わい深いイラスト「紙版画」とは?

本書の一番の魅力は、なんといっても、美味しそうな食べ物の絵。卵焼きの匂いや唐揚げの温度が、じ~んわりとにじみ出てくるような、独特のぬくもりある絵です。

作者の坂本さんは、「紙版画」という手法を用いて、この絵本を描き上げました。

紙版画とは、ボール紙のような少し厚みのある紙を、ニードルで引っ掻いたり、切ったり、めくったりしたものを「版」として、その版に油性の版画用インクを乗せ、余分なインクをふき取った後、紙を置き、プレス機で圧力をかけて転写する「凹版」で「ドライポイント」の手法です。

本作はフルカラーの絵本なので、1版多色刷りという方法を用いて、1つの絵につき、数回にわたって色を変えて重ね刷りします。すべて手作業のため、1点1点全く同じには刷れません。そのため、どれが一番印刷に適しているか、おいしそうか、見極める作業に多くの時間を費やしたそうです。
『おべんとう たべたいな』制作過程 (168457)

via 『おべんとう たべたいな』制作過程

絵本デビューの坂本千明さん 出版のきっかけ

きっかけは、雑誌の表紙に載ったおいしそうな「おべんとう」の絵。
この絵に一目惚れした編集者が、絵を描いた坂本さんの個展に出向き、幼児向けのおべんとう絵本を作りたいと、熱心に口説き落としたのが始まりだとか。

依頼を受けた坂本さんは、食べ物をモチーフにした版画は経験あるものの、「1冊全部食べ物ばかり」というのは初めてだったので、どんな風に描けるか、どのくらい時間を要するのか予想がつかなかったそう。

しかも、編集者からは、絵だけでなく文章や展開も坂本さんで、という依頼。普段、小さな子どもと接する機会がないため、どんな風に作画しようか悩んだそうですが、その制作過程で、子どもに限らずどんな世代が見ても「おいしそう」と感じてもらえるものを、と考え方をチェンジ。紙版画でどこまでそれを表現できるか挑戦するつもりで、自分自身が食べたいと思ったものを、とことん描きこんだのだとか。
『おべんとう たべたいな』版画アップ (168460)

via 『おべんとう たべたいな』版画アップ

食欲の秋にぴったりの絵本♪読んで、作って、食べてみて!

定番のおかずから懐かしいおかずまで色々登場しますが、読んだ人のおなかが空いたら本望。それからお子さんには、料理することや、材料・道具にも興味を持ってもらえたらいいな、と語る坂本さん。
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