好き嫌い・小食・遊び食べなど、子どもの食事の悩みを解決するには、まず子どもの様子や生活をよく知ることが大切です。食事の悩み解決のポイント、今回は【食べすぎ】についてご紹介します。
満腹中枢が未発達で食べすぎる子も
1~2才代は、まだ脳の満腹中枢が十分に発達していなくて「おなかがいっぱい」という感覚がわかりにくい年代です。とくに1才代はおっぱいを卒業し、食べることへの興味も出てくるため、食べすぎてしまう子もいます。
たくさん食べたときには「もうおなかいっぱいだね、ごちそうさましようね」などと声をかけてあげましょう。だんだんと満腹の感覚がわかるようになってきます。
たくさん食べたときには「もうおなかいっぱいだね、ごちそうさましようね」などと声をかけてあげましょう。だんだんと満腹の感覚がわかるようになってきます。
発育曲線をチェック
「こんなに食べて大丈夫…?」と心配になるママは、母子手帳の発育曲線でチェックしてみましょう。たくさん食べていても、発育曲線の基準値の範囲内であれば心配はいりません。大きく外れているときは、量よりもバランスを見直してみましょう。また、ダラダラと間食をさせるような生活になっていないかも確認してみてください。
高カロリー食品の食べすぎに注意
食べすぎで気をつけたいのが、肉・油脂分・塩分・糖分の過剰摂取です。栄養バランスが乱れ、将来、肥満や生活習慣病につながる可能性もあります。とくに食べすぎの子は、高カロリーな肉や油を好む傾向があったり、あればあるだけ食べてしまうので、ママが気をつけてあげましょう。
他にも、料理に使う油脂や糖分を減らしたり、野菜や穀類もバランスよく食べられるメニューにするなど工夫しましょう。
他にも、料理に使う油脂や糖分を減らしたり、野菜や穀類もバランスよく食べられるメニューにするなど工夫しましょう。
まとめ
今回は、子どもの食事の悩み【食べすぎ】についてご紹介しました。脂肪分の多い食材を減らし、野菜をたっぷり取り入れるようなアレンジをするなどして、ママが上手に工夫してあげましょう。