育児ライフで戸惑うことのひとつが「予防接種」です。種類は多いし、時期はバラバラ、お金もかかったりかからなかったり。予防接種のおおまかなスケジュールやワクチン内容などを知って、山積みの不安を解消しましょう!今回は【日本脳炎】についてご紹介します。
どんな病気?どんなワクチン?
日本脳炎は、日本脳炎ウイルスを持った豚を刺した蚊に刺されることで感染します。潜伏期間が7~10日あり、高熱・頭痛・意識障害・痙攣などの症状が起きます。死亡率は15%と高く、助かっても約半数に重い後遺症が残るといわれています。現在接種されているのは「乾燥細胞培養日本脳炎ワクチン」です。
いつ受ける?
合計4回の接種が必要です。最初の3回は、生後6ヵ月~7才半までの期間なら定期接種で受けられます。実際には、3才で2回、4才で1回受けるのが標準的なスケジュールです。尚、4回目の追加接種は9~12才が定期接種期間となっています。
副反応は?
副反応としては、接種を受けた100人に1人以下の割合で、2日以内に微熱が出ることがあります。また、接種部分が赤く腫れたり、まれに発疹が出ることがあります。さらに極めてまれにアナフィラキシーショックが見られることがあります。
まとめ
予防接種は、種類も回数も多く複雑です。どうしたらいいのかわからないときは、慌てずおおらかな気持ちで、小児科医と相談して決めていきましょう。