幼稚園とは
幼稚園は、文部科学省の定める教育機関(教育活動を行う場所)で、満3歳から小学校就学前までの子どもたちが対象です。
幼稚園では、遊びを通して、集団生活の中での協調性や日常生活のルールなどを学んでいきます。特に音楽や美術、英語などのカリキュラムに力を入れる園も増えてきています。
幼稚園は基本的には4時間ほどの預かりで、教育を目的としていますが、延長保育や預かり保育などもある園もあります。こちらは保護者の就労や家庭事情に応じて利用できるサービスです。幼稚園は義務教育ではありませんが、令和元年10月1日から始まった幼児教育・保育の無償化制度によって、利用料が無料になる場合もあります。
幼稚園では、遊びを通して、集団生活の中での協調性や日常生活のルールなどを学んでいきます。特に音楽や美術、英語などのカリキュラムに力を入れる園も増えてきています。
幼稚園は基本的には4時間ほどの預かりで、教育を目的としていますが、延長保育や預かり保育などもある園もあります。こちらは保護者の就労や家庭事情に応じて利用できるサービスです。幼稚園は義務教育ではありませんが、令和元年10月1日から始まった幼児教育・保育の無償化制度によって、利用料が無料になる場合もあります。
幼稚園(ようちえん)について教えて!:文部科学省
幼稚園も小学校や中学校と同じ「学校」です。3歳(さい)から小学校入学前までの子供は、全国どこでも共通の教育課程(かてい)の基準(きじゅん)(「幼稚園教育要領(ようりょう)」)に基(もと)づく教育が受けられます。
保育園とは
保育園は、厚生労働省が定める児童福祉施設です。基本的には親の仕事で自宅保育が難しい場合に預ける先となります。そのため、幼稚園よりも長い時間預かってもらえるのが特徴です。
保育園では0歳から小学校就学前までの子どもを預かってもらえます。ただし、保育園には認可保育園と認可外保育園の2種類があります。
認可保育園…国や地方自治体から認可された施設で、利用料金は所得に応じて決まります。
認可外保育園…国や地方自治体から認可されていない施設で、利用料金は施設ごとに異なります。
どちらの保育園も集団生活の中での生活や遊びを通して発達を促していくことを目的としているので、幼稚園は教育、保育園は遊び、と括られることが多いです。しかし、保育園のでの遊びは「教育の一環」であり、保育所の保育指針や保育園のカリキュラムに基づいて計画的に行われています。
保育園では0歳から小学校就学前までの子どもを預かってもらえます。ただし、保育園には認可保育園と認可外保育園の2種類があります。
認可保育園…国や地方自治体から認可された施設で、利用料金は所得に応じて決まります。
認可外保育園…国や地方自治体から認可されていない施設で、利用料金は施設ごとに異なります。
どちらの保育園も集団生活の中での生活や遊びを通して発達を促していくことを目的としているので、幼稚園は教育、保育園は遊び、と括られることが多いです。しかし、保育園のでの遊びは「教育の一環」であり、保育所の保育指針や保育園のカリキュラムに基づいて計画的に行われています。
認可保育園と認可外保育園の比較
項目 | 認可保育園 | 認可外保育園 |
児童福祉法に基づく認可 | あり | なし |
国からの補助金 | あり | なし |
保育対象 | 保護者の就労などで保育が必要な子ども | 保護者が保育を希望する子ども |
入園方法 | 申込者の中から自治体が選考 | 園に直接申し込む |
保育時間 | 8~11時間 | 制限なし |
保育料※ | 保護者の収入により決定(3~5歳児は無償) | 園により様々(「保育の必要性の認定」により一定額まで無償) |
保育所123|厚生労働省
厚生労働省の取り組んでいる政策情報、報道発表資料、統計情報、厚生労働白書について紹介しています。
こども園とは
近年、「こども園」も増加傾向にあります。
認定こども園とは、教育・保育を一体的に行う施設で、いわば幼稚園と保育所の両方の良さを併せ持っている施設です。
システム上、「保育園機能」として利用するか、「幼稚園機能」として利用するかで、それにより預かり時間や申請方法などが変わってきます。幼稚園的な教育をしながら長時間の預かりが可能なので、仕事をしているために子どもを幼稚園に入れたくれも入れられないママにとっては、幼稚園的教育+保育園的預かりをしてくれるこども園が良いかもしれませんね。
ただし、こども園には、「幼保連携型」や「幼稚園型」、「保育所型」や「地方裁量型」など4種類があり、それぞれ特徴やメリットが異なるので注意が必要です。また、私の住んでいる地域ではこども園人気は高く、他の認定保育園よりも待機児童が多い印象があります。入園を希望している場合は自治体に待機児童人数などを聞いてみるのも良いかもしれません。
さらに、こども園は無償化制度の対象となりますが、利用料は子どもの年齢や認定区分によって異なりますし、給食費や教材費などは別途必要です。
こども園に入園するには自治体が定める基準を満たす必要があり、入園申し込み方法は認定区分によって異なります。1号認定※1の場合は園に直接申し込むことができますが、2号認定※2や3号認定※3の場合は自治体が入園申し込みを受け付けて選考します。
ただし、こども園には、「幼保連携型」や「幼稚園型」、「保育所型」や「地方裁量型」など4種類があり、それぞれ特徴やメリットが異なるので注意が必要です。また、私の住んでいる地域ではこども園人気は高く、他の認定保育園よりも待機児童が多い印象があります。入園を希望している場合は自治体に待機児童人数などを聞いてみるのも良いかもしれません。
さらに、こども園は無償化制度の対象となりますが、利用料は子どもの年齢や認定区分によって異なりますし、給食費や教材費などは別途必要です。
こども園に入園するには自治体が定める基準を満たす必要があり、入園申し込み方法は認定区分によって異なります。1号認定※1の場合は園に直接申し込むことができますが、2号認定※2や3号認定※3の場合は自治体が入園申し込みを受け付けて選考します。
※1 1号の認定の区分⇒子どもの年齢が満3歳児以上かつ「保育に必要な事由(保護者の就労、妊娠、出産、疾病、障害など)」に該当しない(教育標準時間4時間程度で通園)
※2 2号の認定の区分⇒子どもの年齢が満3歳児以上かつ「保育に必要な事由」に該当する(保育標準時間や保育短時間で通園)
※3 3号の認定の区分⇒子どもの年齢が0歳〜満3歳児未満かつ「保育に必要な事由」に該当する(保育標準時間や保育短時間で通園)
認定こども園概要: 子ども・子育て本部 - 内閣府
教育・保育を一体的に行う施設で、いわば幼稚園と保育所の両方の良さを併せ持っている施設です。以下の機能を備え、認定基準を満たす施設は、都道府県等から認定を受けることが出来ます。
幼稚園と保育園ではどっちが安い?
幼稚園と保育園は、どちらが安いかは一概には言えません。しかし、一般的な傾向としては以下のとおりです。
以上のことから、幼稚園と保育園ではどちらが安いかは、以下のような条件によって変わります。
【ご家庭の収入】
収入が高い場合は幼稚園が安くなる可能性があります。収入が低い場合は保育園が安くなる可能性があります。【お子さんの年齢】
3歳から5歳までのお子さんは幼稚園と保育園で大きな差はありません。0歳から2歳までのお子さんは住民税非課税世帯でなければ保育料がかかります。【希望する施設】
公立の幼稚園や認可保育園は安くなる可能性があります。私立の幼稚園や無認可保育園は高くなる可能性があります。【預ける時間】
基本時間内であれば幼稚園と保育園で大きな差はありません。延長預かりを利用する場合は幼稚園や保育園によって料金体系が異なります。