子どもにはお手伝いをさせたほうが良いことはわかっていても、小さい子どものお手伝いはかえって面倒なことが多いですよね。筆者も子どもにお手伝いを頼むのが面倒で、ついつい自分でやってしまいます。
しかし、子どもが「お手伝いする!」と自ら言ってくれるのは、本当に小さいうちだけです。本当にお手伝いができる年代になってくると、今度は頼んでも手伝ってくれなくなってしまいます。
そうならないためにも、やはり小さい頃からお手伝いの癖をつけておくことはとても大事だと思います。子どもでもできるお手伝いはいろいろあるので、少しずつ挑戦させてみましょう!
洗濯物たたみ
洗濯物たたみは、子どもに初めて頼むお手伝いとしておすすめです。一見難しそうですが、タオルやハンカチたたみは2〜3歳の子どもでもできます。特にタオルなどは、多少シワになっても困ることがないので、親がやり直す手間も省けます。タオルやハンカチをたたむのも難しいときは、靴下を揃えてもらったりすると良いでしょう。
だんだん年齢が上がってきたら、少し難しい洗濯物たたみにも挑戦させてみましょう。まずは、自分の服からたたませてみるのがおすすめです。大人物の服は大きいのでたたみづらいですが、子ども用の服は小さいのでたたむのが楽です。自分の服がたためるようになってくると、少しずつ大きな服もたためるようになっていきます。
お風呂掃除
お風呂掃除は、意外と子どもが喜んでやってくれるお手伝いです。ただ、冬は寒くて嫌がることが多いので、まずは夏にやってもらうと良いでしょう。夏であれば、水遊び感覚でお手伝いしてくれます。ただ、まだ小さいうちはどうしてもしっかり洗えないので、親が仕上げをしてあげる必要があります。
我が家では、年長の娘が洗うと泡などが残っているので、必ず一度確認するようにしています。ただ、小学生の息子はもう細かいところまで洗えるので、完全にまかせてしまっています。幼稚園児には排水溝の掃除までは難しいので頼んでいませんが、小学生の息子には排水溝の掃除まで頼んでいます。年齢によって、お手伝いする内容を少しずつ変えてみましょう。
部屋掃除
掃除機をかけていると、一緒になってやりたがる子どもも多いですよね。掃除機は子どもにとって、遊びのひとつのようなものです。渡せば喜んで掃除してくれます。ただ、中には掃除機の音を怖がるお子さんもいます。そういったお子さんには掃除機ではなく、クイックルワイパーなどで掃除してもらうと良いでしょう。