2019年8月26日 更新

欧米では当たり前!子供を投資の達人にする「お金の躾」って知ってる?方法は?

私たち親世代が子供だった頃は考えられなかったようなハイテクノロジーな資本主義社会で生き抜いていかなければいけない子供たちに、親がしてあげられることの一つとしてお金について教える=「お金の躾」。欧米の家庭では親の義務として考えらえれています。 投資について幼少期から教える3つの方法をアメリカのニュースサイトUS NEWSからご紹介します!

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大人になると、金銭面での選択を迫られる局面が多々あります。家を購入するとき、退職金の積立、保険、などは基本的なものでしょう。しかし投資やファイナンシャルプランニング(お金の計画)については大切なことなのにも関わらず、学校では教えてくれません。親の役目なのです。

では早速具体的な方法についてご紹介します!

ステップ1▶︎ママ利息をつけてあげる

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投資の基本的なコンセプトは「お金がお金を生む」こと。銀行の口座で利息は非常に低金利となっているため金融学ではオススメされていません。
子供がいくら貯金をしても利子がついて戻ってくることは難しいですよね。そこで登場するのが「ママ銀行のママ利息」。ママに1ヶ月お小遣いを預けると5%の利息がつきます。逆に引き出すとその分利息が減ることを子供にもよく説明しなければなりません。例えば1ヶ月の間1000円を預けたら、翌月には1050円になっている、といった要領です。
小学校高学年になり、%のコンセプトが理解できてから始めるのが良いかもしれませんね。

ステップ2▶︎株式投資の前の話し合い&トレーニング

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子供にお金の教育をする際に、いかに子供の興味を引き出すか、が重要になってきます。例えば、子供の好きなお店マクドナルドについて知っていることを聞きます。「シェイクが美味しい」や「おもちゃが可愛い」などから始まり、マクドナルドがどのように運営されているかまで話が広げられればいいですね。アイディアが深まったら、次のステップで「どうしてマクドナルドに投資したいか」を話し合いましょう。子供の企業への興味を深堀りさせるこのプロセスが実際の株式投資でも役に立つそうです。

アメリカでは「Stock Gift Card(ストックギフトカード)」といって、1000以上の企業から選んで全てもしくは一部の株式保有ができるようなシステムが人気です。例えば、150ドルのアップルの株の25ドルや50ドル分のみ保有するというようなやり方も可能です。

またはストックパイルという株取引をして最も多くの収益を得たプレイヤーが価値のゲームをするのも、株について学ぶのにはいいでしょう。

Stockpile (ストックパイル)

6,980
※日本語説明書無し
※海外輸入品のためシュリンク破れや、箱に若干の凹みがある場合があります

ステップ3▶︎予算を決めて実践

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子供が大きくなったら予算を決めて(例えば10万円)軍資金として預けてみましょう。子供は、どこにいくら分投資するかを自分で判断します。
一度投資した株式は経済のサイクルが1周すると言われている5年間は手放さないようにしましょう。1企業に投資するというミクロの視点が、株式市場がどのように動いているかを学ばせることによって経済というマクロの視点で見ることができるようになるでしょう。
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この記事のライター

荻野綾子 荻野綾子

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