ゴールデンウイークを目前に控えた「ラン活」のピークシーズン!
工房系ランドセルの老舗である土屋鞄製造所は、2024年度入学用の人気カラーや製品を、3月1日~31日までの売れ行きデータをもとに発表しました。
<人気カラー>発売後1カ月後の売れ行き集計、ランドセルの「多色化」反映
約40色の多彩なカラー展開の中、今年の人気1位の色味は青・ネイビー系で、昨年のランキング5位からトップに躍り出ました。
トップ10にはパープルやピンク、緑、黄色系がランクインしており、約8割(78.4%)が赤・黒系以外を選んでいます。ランドセルの“多色化”を反映しています。
注目は、パープルとピンク系で、昨今、赤色に代わる新定番になりつつあります。3位の茶・キャメル系など、6年間飽きの来ない、落ち着いた“大人色”が支持されているのも特徴的です。
このようにランドセル市場は今や「女の子は赤、男の子は黒」という固定観念がなくなり、“好みの多様化”が進んでいます。
理想のランドセルを探す「ラン活」は年々早まっており、3月からGWにかけて最初のピークを迎え商戦が加熱、その後、後半戦の山場として夏休みに再度盛り上がりをみせます。
11都府県(宮城・東京・神奈川・長野・静岡・愛知・京都・大阪・兵庫・広島・福岡)の当社15店舗(直営11店、系列1店、提携3店)と、30都道県(31会場)で出店する出張店舗の合計予約数は、受付開始から約2カ月(2/6~4/3)のラン活シーズンで、前年比106%、5万組を超える勢いです。
<人気製品>トップ10、ジェンダーレスタイプと「ミナペルホネン」コラボモデルが独占
人気の“ジェンダーレス・ランドセル”にシックな新カラー登場!全10色に拡充
ランドセル業界では昨年(2022年)から、各社がジェンダーレスを意識した製品を相次ぎ投入しています。
土屋鞄が開発した、そんなジェンダーレスのランドセルのシリーズ「RECO(レコ)」から、新たなカラーを発売します。
性別にとらわれないデザインを目指した製品で、新色はデニムのようなブルー系の「プリズムインディゴ」と深みのあるキャメル系の「プリズムアンバー」の2種を揃えます。
ともに男女を問わない、落ち着いたシックな色味です。同シリーズは、新たな2色を加えた計10色(10種)(税込83,000円~84,000円)を展開します。
10種いずれも、「男の子の色」「女の子の色」という固定されたイメージを払拭するような、“大人でも欲しくなる色”を意識しています。「自由な色選び」がコンセプトのカラー展開です。
型は、毎日背負うための機能性や持ち運ぶための収納性など必要な要素以外を削ぎ落としています。あえて装飾性を持たせず、中性的でモダン、洗練された装いにしています。
「RECO(レコ)」は一昨年(2021年)、2022年入学用として初登場するや否や、1位を含む当社売り上げトップ5に同シリーズ4製品がランクインする、人気アイテムとなりました。昨年(2022年)も好調で、シリーズの売り上げがランドセル全体の3割以上を占めています。
土屋鞄は、1997年頃から「ランドセルはお子さまの個性に合わせて好きな色を選んでほしい」という思いで、カタログやWEBサイトで性別で分けずに製品をご案内しています。