【動画付き】季節の折り紙ー9月の花の折り紙ー

秋の夜長、虫の音が心地よい季節となりました。

日中はまだ暑い日もあるものの、朝晩は段々と過ごしやすくなってきましたね。読書・スポーツ・食欲・芸術の秋・行楽の秋など、何をするにも適した季節です。

今回は、9月の花折り紙をご紹介したいと思います。

ダリア

Origami Flower Instructions / Dahlia

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花名のダリアは、スウェーデンの植物学者アンデシュ・ダール(1751～1789)の名前にちなんでつけられました。
日本には江戸時代にオランダ人によってもたらされ、花の形がボタンに似ているため天竺牡丹(テンジクボタン)と名づけられています。

ダリアの花言葉は、「華麗」「優雅」「気品」「移り気」「不安定」

大のダリア好きで珍しい品種を咲かせるのが自慢だったナポレオン一世の皇后ジョゼフィーヌは、誰にもダリアの球根を与えようとはせず、美しいダリアを独占していました。
しかし、侍女が彼女のダリアを盗み、自分の庭で見事な花を咲かせてしまい、それを知ったジョゼフィーヌは、それ以来ダリアへの興味を失ってしまったそうです。
花言葉の「移り気」はそんなジョゼフィーヌの心に由来するともいわれています。

キク

折り紙　菊の花と葉立体簡単な折り方（niceno1）Origami chrysanthemum flower and leaves 3D

via youtu.be

春のサクラに対して日本の秋を象徴する花。
鎌倉時代、後鳥羽上皇がキクの花の意匠を好み、菊紋を天皇家の家紋にしました。
漢字の「菊」のもとになるのは「窮まる(きわまる)」で、「一年の最後に咲く花」ということに由来するといわれます。

キク全般の花言葉は、「高貴」「高潔」「高尚」
赤いキク、「あなたを愛してます」
白いキク、「真実」
黄色いキク、「破れた恋」

日本では、平安時代から薬草や観賞用植物として用いられたキク。江戸時代前期から栽培熱が高まり、大菊など多数の品種が生み出されました。
現在、鑑賞園芸には和菊、生産園芸には洋菊が中心に栽培されていますが、切花は温室での電照栽培により一年を通して出荷されています。
花言葉の「高貴」「高尚」「高潔」は、キクの気高い美しさに由来するといわれます。

金木犀

Origami Fragrant olive Tutorial★折り紙でキンモクセイを作ってみた

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強い芳香のあるオレンジ色の花をつけるキンモクセイは、その甘い香りとともに季節を告げる花です。
花言葉である「謙虚」は、すばらしい香りに対して、小さく目立たない花をつけることから、「気高い人」は、雨が降るとその芳香を惜しむことなく潔く花を散らせることからきているといわれます。

キンモクセイの花言葉は、「謙虚」「気高い人」

中国では一般に桂花の名で呼ばれており、白ワインにキンモクセイの花を3年間漬け込んだ桂花陳酒は、香り高く、甘味も強い混成酒。
また、お茶に混ぜて花茶(桂花茶)にしたり、蜜煮にして香味料(桂花醤)としても利用されています。

彼岸花

kimie gangiの工作教室「赤い上質紙と園芸用ワイヤーで作る彼岸花動画」How to make the cluster amaryllis

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花名の彼岸花は、秋の彼岸の頃に開花することに由来します。
別名の曼珠沙華(マンジュシャゲ)は、法華経などの仏典に由来彼岸(あの世)という花名のためか、し、死人花、地獄花、幽霊花などの異名があり、墓地などでもよく見られます。

ヒガンバナの花言葉は、「悲しき思い出」「あきらめ」「独立」「情熱」

日本では北海道から沖縄まで見られますが、日本原産ではなく中国から帰化したものと考えられています。
欧米では園芸品種が多く開発され、赤のほか白、黄色の花を咲かせるものもあります。