2017年10月1日、アメリカニューヨーク州ノーストナワンダにある町で、イジメに関する新たな法律が施行されました。
この新法律には賛否両論あるものの、日本でも大きな話題となっています。
子供がイジメを行ったら親が受ける罰とは
イジメを行った子供の親に、15日以下の勾留もしくは250ドル(日本円で約2万8000円)以下の罰金が科されるとのことで、『NY Daily News』によるとこの法律は、90日の間に夜会外出禁止令を破ったり、公共の場でイジメ、飲酒などを2回以上行った18歳以下の未成年の親に適用されるそうです。
これは、数年前にウィスコンシン州の町村で採用された法律を参考にしたもので、警察は「イジメの抑制力になっている」とし、実際にイジメを行った子供の親に警告を行うなどすることで、親たちの危機感は高まっているとのこと。
ただ、この危機感は「罰せられるかもしれないから」という親の心理から働いているところもあり、根本からイジメをなくすことに繋がるのか否かについては不安が残りますね。
ただ、この危機感は「罰せられるかもしれないから」という親の心理から働いているところもあり、根本からイジメをなくすことに繋がるのか否かについては不安が残りますね。
また、この法律に対して住民からは「子供を思い通りにコントロールすることなんて出来ないと主張する人もいるけれど、それでも責任を取るのが親の務め」と賛成の声が挙がっているようですが、「イジメを行う子供が、家庭で虐げられている場合も多い。親に罰を与えると、その子供がより虐げられることになりそう」「親に迷惑をかけるために、あえてイジメを行う子供も出てくるのでは」といった批判意見も見受けられるようです。
日本でも大きな話題に
この新法律は、10月20日(金)日テレ「スッキリ」でも取り上げられ、番組内でも様々な意見が飛び交っていました。
番組放送後のSNSでの反応を一部紹介します。
番組放送後のSNSでの反応を一部紹介します。
賛成派
子供が、いじめをしたら、親の責任で、親が、罰金を、払うとか、留置されるというのは、賛成か反対か。
— lala (@lala65884361) October 20, 2017
私は賛成🙋
今日は、加藤さん、いい事言うわ。
いじめる方は100%悪く、いじめられる方は0%悪くない。
やっぱり、そう言う子に育てた親の責任だと思う。
親も最悪な奴なんだろうね。
子どものイジメに対し親が責任を持つのはいい。
— ゆかりこ@アイロンと掃除は地獄 (@yukarico3) October 20, 2017
しかし罰則は親が罰金払うのではなく、本人のボランティア活動がいいと思う。
イジメする親は躾なってない親が多いから、「私のためにイジメするな」みたいな曲がった躾しそうで怖いから。
罰則は親が払うのでなく本人が良い。#スッキリ
反対派
イジメ人の親が罰金っていうと、金さえ払えばイジメてもいいんだーって金持ちの家ならなりそうだから反対かな。
— もしもしかめよ (@B2n2tuxcX7Gi3jG) October 20, 2017
スッキリで、いじめたら親が罰金を支払うに賛成が多かったけど、納得いかんなー。親にも責任ってのはわかるけど、逆にお金払えばいじめていいってならんかな?いじめで自殺しても、うちの子お金払ってるんで。って言う親も出でくるんちゃう??
— F (@_bamboo_grass) October 20, 2017