授乳は自然の営み
赤ちゃんがお腹に宿り、お産をするとママの体内のホルモンが変動し、母乳が分泌されてきます。直接ママから貰う母乳には、赤ちゃんの成長を助ける成分がたくさん含まれています。授乳は母子共に安心してやり取りができる自然の営みなのです。
via weheartit.com
赤ちゃんは誰に教わるわけでもなく、本能でおっぱいを吸う術を知っています。しかしながら産後すぐは授乳がスムーズにいかない場合もあります。赤ちゃんが上手に吸いつけなかったり、そのため乳房が張って痛みや熱を持ってしまうことも…。おっぱいをあげても泣く赤ちゃんに対し、おっぱいが足りているかなど、授乳だけでもいろいろなことで悩み、不安になることがたくさんあります。
そんな日々を繰り返しながら、ママと赤ちゃんのやり取りはスムーズ化していくのです。試行錯誤する育児にはママを徐々にひとりの親として育ててくれるものです。がんばって寄り添ってくれるママを見て、生まれて初めて信頼できる人、として赤ちゃんはママを慕っていくのです。そうやって親子の絆は築かれていくのです。
そんな日々を繰り返しながら、ママと赤ちゃんのやり取りはスムーズ化していくのです。試行錯誤する育児にはママを徐々にひとりの親として育ててくれるものです。がんばって寄り添ってくれるママを見て、生まれて初めて信頼できる人、として赤ちゃんはママを慕っていくのです。そうやって親子の絆は築かれていくのです。
乳首を吸われる刺激に加えて,精神的刺激によって(子どもの泣声を聞いたり,子どものことを思い浮かべるだけで),オキシトシンが分泌されそれが血行を介して乳腺細胞群のまわりにある筋上皮細胞に作用して収縮させる。これによって,乳が乳首から射出され(射乳反射let‐down reflex),また子宮の収縮,つまり産後の子宮の復古を促す。
授乳の際の触覚,圧覚,肌の温かさ,におい,視線のふれあいが,母から子へ,子から母への愛着の形成に役立つ。
母乳の不思議に注目♡
1960年から母乳研究を続けて半世紀以上。雪印ビーンスターク株式会社の母乳研究からも母乳の不思議、が見えてきました。今回は解明されてきたことから育児に役立つ情報をママ達にお届けしたいと思います。
母乳の成分は日内変動(にちないへんどう)する!?
ビーンスタークの母乳研究によると、母乳中に含まれる様々な成分の中で、日内変動する成分があることがわかりました。それは脳の松果体(しょうかたい)と呼ばれる部分から分泌される「メラトニン」というホルモンです。母乳には昼夜でメラトニンの含有量が変化することがわかったのです。
人は体内時計という機能を持っています。朝日と共に目を覚まし、夜になれば自然と眠くなるよう脳から必要なホルモンが分泌され、自律神経に働きかけるのです。自然と眠気を誘い、身体を休ませるために必要なのがこの睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンなのです。
またメラトニンは成長ホルモンの分泌を助ける役割もあります。成長ホルモンは、寝付いてから2時間位までの一番深い眠りの時に大量に分泌されることがわかっていますので、成長ホルモンをしっかりと分泌させるには、深い質の良い睡眠をとるよう心がけることが大切です。
またメラトニンは成長ホルモンの分泌を助ける役割もあります。成長ホルモンは、寝付いてから2時間位までの一番深い眠りの時に大量に分泌されることがわかっていますので、成長ホルモンをしっかりと分泌させるには、深い質の良い睡眠をとるよう心がけることが大切です。
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ママの睡眠環境が、母乳中のメラトニン濃度を変化させていた!
ビーンスタークの調査によれば、昼よりも夜のほうが、母乳中のメラトニン濃度が高いことがわかりました。