2022年7月20日 更新

【体験談】過酷な子どもの付き添い入院で特に大変だったこと4選

子どもが入院すると、子どもだけでなく付きそう大人も過酷です。筆者が娘の付き添い入院を1ヶ月経験して、特に大変だと感じたこと4つと、その対処法を体験談をまじえてご紹介しています。

我が家の長女は生まれてすぐと、1歳半頃に、それぞれ約1ヶ月ほど入院した経験があります。乳幼児だったので親が付き添う必要があり、病院で缶詰生活を送ることになりました。

最初こそ、娘のためにと意気込んでいた筆者ですが、想像以上に付き添い入院が過酷で、日が経つにつれどんどん疲弊していきました。3週間経った頃には、病棟看護師長さんに「ナースステーションで長女をみててあげるから、一度、外で温泉にでも入っておいで」と言われるほど疲弊していました。

子どもの入院は、急に始まります。心の準備が出来ぬまま付き添い入院して疲れている方や、これから入院を控えている方の参考になればと思い、長女の付き添い入院期間を振り返りたいと思います。
▼「付き添い入院で無いと困ったもの4選」はこちら

過酷だったこと①親が寝るベッドがない

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病院によるかもしれませんが、大部屋での入院の場合、付き添いする人用のベッドはありません。そのため、子どもが寝ているベッドに一緒に寝るしか方法がありませんでした。そのベッドも決して大きなものではなく、子どもは体動も激しいため、ほぼぐっすり寝ることなど不可能でした。

2回目の入院時は、ほどなくして個室に移動させもらえたのですが、個室の場合は簡易ベッド(ソファにもなるタイプ)があったため、まだマシに感じました。
筆者が入院したのは、1回目は医科大学病院、2回目は総合病院でしたが、どちらも付き添い人の寝る環境については同じでした。個室が空いていないことも多く、希望してもすぐに移動できるわけではないため、我慢するしかない状況が続き、ストレスが溜まりました。

個室入院は大部屋に比べて差額料金が発生しますが、少しでも休める環境に身を置くことも必要だと感じました。個室を希望する場合は、早めに病院スタッフに声をかけておくことをおすすめします。

過酷だったこと②親の食事がない

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これについても病院によって異なるかと思いますが、長女が入院した医科大学病院・総合病院ではどちらも、付き添い入院の人用の食事提供はありませんでした。そのため筆者の食事は、「家族に届けてもらう」「院内のコンビニで調達する」のどちらかでした。
夫や実母・実父がたまに食事を届けてくれましたが、1ヶ月も入院していると、メインとなるのはやはり院内のコンビニを利用しての食事でした。子どもが寝ている間に買いに行くか、ナースステーションに預けて買いに行かなければならないため、急いで買ってくることが多く、食事が息抜きになるということはありませんでした。
また、コンビニの食事ばかり食べていると、便秘気味になったり肌荒れを起こしたため、サプリメントを持参すれば良かったと感じました。もし今後、お子さんの入院が決まっている方は、付き添い入院の方の食事提供の有無についても確認されておくと良いかと思います。

過酷だったこと③同室の方に気を遣う

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大部屋での入院だったときに最もストレスに感じたのが、「同室の方に気を遣う」ということでした。お互いさまではありますが、子どもが夜泣きをしたり、騒いだりすると、同室の方も疲れているだろうにと申し訳なくなります。

中には、「うるさい」と言ってこられた方もおられ、謝るしかできず、本当に泣きそうになりました。乳幼児の入院で、まだ夜泣きがある・どうしても騒いでしまうという場合には、同室の方に一言ご挨拶をしておくと良いかもしれません。
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nao nao

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