子どもは感染症によくかかります。予防接種で防げる病気もありますが、繰り返し何度もかかる病気もあります。感染症の原因と症状、治療法、ホームケアの方法などについて知っておきましょう。今回は【風疹】についてです。
原因と症状
風疹ウイルスによって起こります。俗に「三日ばしか」と呼ばれるように、はしかを軽くしたような症状が出ます。咳やくしゃみによって飛沫感染し、日本では春から初夏にかけて流行ります。
1才前の赤ちゃんがかかることは少なく、最も多くみられるのは1才から小学校低学年の子どもです。感染しても症状の出ない不顕性感染のこともありますが、検査をすればかかったかどうか、抗体の有無がわかります。
潜伏期間は2~3週間で、熱は37~38度程度の微熱が、出ないこともあります。発熱の数日前に耳の後ろや首の後ろのリンパ節が腫れますが、実際には発疹が出てから気づくことが多いです。発熱と同時に、全身に赤く細かい発疹が出ます。発疹は2日程で自然に消え、熱も3~4日で下がります。
1才前の赤ちゃんがかかることは少なく、最も多くみられるのは1才から小学校低学年の子どもです。感染しても症状の出ない不顕性感染のこともありますが、検査をすればかかったかどうか、抗体の有無がわかります。
潜伏期間は2~3週間で、熱は37~38度程度の微熱が、出ないこともあります。発熱の数日前に耳の後ろや首の後ろのリンパ節が腫れますが、実際には発疹が出てから気づくことが多いです。発熱と同時に、全身に赤く細かい発疹が出ます。発疹は2日程で自然に消え、熱も3~4日で下がります。
治療
ウイルスによる病気なので特別な治療はしません。受診してはしかや突発性発疹との区別をつけるとともに、合併症がないかもチェックします。
子どもにとっては軽い病気ですが、まれに血小板減少性紫斑病や脳炎などの合併症を起こすこともあります。風疹と診断されたにもかかわらず発熱が3日以上続く、元気がなくぐったりしているなどというときは、早めに再受診を。
子どもにとっては軽い病気ですが、まれに血小板減少性紫斑病や脳炎などの合併症を起こすこともあります。風疹と診断されたにもかかわらず発熱が3日以上続く、元気がなくぐったりしているなどというときは、早めに再受診を。
ホームケア
子どもにとっては比較的軽い病気です。家で安静に過ごしましょう。
まとめ
風疹の主な症状は以下となります。
【熱】△
【発疹】 〇
【咳】×
【嘔吐・下痢】 ×
【予防接種】定期
病気のサインや経過を知って、早めに受診するよう心がけましょう。
【熱】△
【発疹】 〇
【咳】×
【嘔吐・下痢】 ×
【予防接種】定期
病気のサインや経過を知って、早めに受診するよう心がけましょう。
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