ここ数年、総務省および文部科学省は、「フューチャースクール推進事業」や「学びのイノベーション事業」などのICT教育推進事業を急速に進めており、小学生においては教科の中にパソコン操作の時間を設けるなど、2019年度までに全児童生徒に一台ずつの情報端末を整備する予定だと発表しています。
そんな中、ウィンドウズ デジタルライフスタイル コンソーシアム(以下:WDLC)は、学力とパソコン所有の関連性を把握することを目的に、中学生〜大学生の子どもを持つ30〜59歳の親、1,548人を対象に子どものパソコンの利用実態に関する調査を実施しました。
そんな中、ウィンドウズ デジタルライフスタイル コンソーシアム(以下:WDLC)は、学力とパソコン所有の関連性を把握することを目的に、中学生〜大学生の子どもを持つ30〜59歳の親、1,548人を対象に子どものパソコンの利用実態に関する調査を実施しました。
今どき子どものパソコンの利用実態
今回の調査では、お子様が自分専用のパソコン(以下”マイパソコン”)を持つことが学習のプロセスや結果に好影響を与えていることが判明、また過半数の親が「勉強意欲が高まった」と感じていることが判明しました。
2020年以降の大学入試から、従来の入試制度が変わると言われていますが、その中でパソコンを導入した試験も検討されており、今回の調査の中では大学入試革命に関する意識も浮き彫りになっています。
2020年以降の大学入試から、従来の入試制度が変わると言われていますが、その中でパソコンを導入した試験も検討されており、今回の調査の中では大学入試革命に関する意識も浮き彫りになっています。
学生の”マイパソコン”の所有実態
偏差値*65以上の中高生は3人に1人がマイパソコンを所有!
偏差値*65以上の中高生の3人に1人がマイパソコンを所有していることがわかりました。
偏差値*65未満の中高生と比較するとマイパソコンの所有率に約1.5倍の差が生まれる結果となり、偏差値*が高い学生の方が所有率は高く、学力とマイパソコン所有の相関関係があることが見受けられる結果となりました。
偏差値*65以上の大学生の3人に1人が、大学入学前までにマイパソコンを所有!
子どもへマイパソコンを与えるタイミングは、中学、高校、大学の”入学”という節目が最も多く、偏差値*65以上の大学生で見ると、高校時代にはすでに3人に1人がマイパソコンを所有しているという結果に。