2021年5月6日 更新

コロナ禍の“ラン活”どうしてる?今年、各社が注力する「ジェンダーレスデザイン」と「非接触サービス」に関する調査実施!

老舗ランドセルメーカーの土屋鞄製造所が、2022年春に小学校に入学する子どもを持つ親326人を対象に、「ランドセル選び」に関するアンケート調査を実施しました。

老舗ランドセルメーカーの株式会社 土屋鞄製造所(以下、土屋鞄製造所)は、2022年春に小学校に入学する子どもを持つ親326人を対象に、「ランドセル選び」に関するアンケート調査を実施しました。調査は、今年各社が注力する「ジェンダーレスのランドセル」「非接触のラン活サービス」に焦点を当て、2021年4月1日(水)~ 4月15日(木)にかけて、インターネットで実施しています。

「色の固定観念ない方がよい」が8割超!今年各社が注力する“ジェンダーレスなランドセル”がさらに注目集める可能性

まずランドセルのカラーについて、「性別による固定観念をなくしたほうがいいと思う」と回答した親が8割を超える結果となりました。実際にランドセルを購入する際に、親が大事にしていることとして「子どもが好きな色・デザインであること」(71.5%)が最も多い回答になっています。

一方で「自分が小学生だった頃のランドセルの色」については、「赤」もしくは「黒」が約9割を占めており、その親の中でも半数が「もっとカラーやデザインが選べたらよかった」と答えています。

加えてジェンダーレスについては約86%が「共感する」と回答しており、親世代の意識の変化を受け、ランドセルも「男の子は黒、女の子は赤が主流」といった従来の傾向はますます薄れているようです。

こうした変化の波を捉えようと、ランドセルを販売する各社が今年、ジェンダーレスなデザインや色を採用した新商品を新たに打ち出しています。「可愛すぎたり」「キラキラ光ったり」「原色カラー」ではない、シンプルさや中性さ、モダンさを表現した色やカラーが特徴のランドセルが並びます。

「ジェンダーレス」を代表例に、「SDGs」にあるような多様な価値観が求められる現代社会において、ランドセルは“固定観念の変化”を表す一つの物差しになるのかもしれません。

コロナで「ラン活」も変化。非接触希望が約7割、自宅で試着できるレンタルサービスも登場!

店舗や展示会に足を運び、理想のランドセル選びをする「ラン活」に関しても、コロナ禍での意識調査を実施。「自宅での試着やアプリ等での擬似体験ができるとしたら、行いたいと思いますか」の質問に対し、「非接触で行いたい」と回答した方が約 73%にのぼる結果となりました。

また、ランドセル選びでの不安については、「人混みが気になる」と回答した方が最も多い約45%となっています。各社は今年、ランドセルのレンタルや疑似体験のできるアプリなどを開発しており、自宅でゆっくりランドセルの試着ができる「非接触サービス」に注力しています。

コロナ禍以降、店舗での長時間滞在を避けたい方や来店前の下調べを十分にしたい方は増えていると考えられ、「おうちでラン活」ができるサービスは今後ますます求められそうです。
■調査概要
調査名:ランドセル選びに関するアンケート調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年4月14日(水)~ 15日(木)
有効回答:2022年に小学校に入学するお子さまを持つ親 326人
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【Q3】「子供が気に入った色を買ってあげたい」という回答多数
Q1で「特にない」以外を選んだ方に、「Q3、Q2で回答した以外に重視していることがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=128)と質問したところ、「子供が気に入ったのであれば問題なし。」や「本人が使うものだから愛着を持ってくれたらと思い、本人にきめさせた。」など213の回答を得ることができました。


<自由回答・一部抜粋>
・43歳:子供が気に入ったのであれば問題なし。
・42歳:できるだけ子供が欲しいと言った色を買ってあげたい。
・42歳:お友達と同じような形、色を参考に選びました。
・44歳:子供が好きなカラーが良いです。
・39歳:流行色を参考にした。
・36歳:本人に似合うかどうか。
・45歳:サイドフックが外れるなどの安全性。
・38歳:体の成長に合わせて調整できる機能。
・38歳:華美なデザインではなくて、高学年になっても使いやすいシンプルなデザイン。
・37歳:娘が気に入ってくれればそれで良いです。
・40歳:子供に選ばせ子供に決めさせた。六年間使うものであること、決して安いものではないから買い換えはしないことを説明して、納得させたうえで、本人が使うものだから愛着を持ってくれたらと思い、本人にきめさせた。
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“性別を問わない色”で個性を後押しする新シリーズ「RECO(レコ)」全国で販売中!

性別の枠にとらわれないカラーを目指して開発した「土屋鞄製造所」の2022年度入学用ランドセルの新シリーズ「RECO (レコ)」の販売が好調です。今年3月10日(水)の注文受付開始から約1カ月間の集計で、全61商品のランドセルのトップ5のうち4商品を「RECO」が占めています。2022年度分の販売は、全国11都府県15店舗(直営店12店[10都府県]と提携店3店[3都県])で行っています。
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