妊娠初期のママのからだと心は、赤ちゃんを育てるためにホルモンや血液量などが激変し、とても不安定な状態です。今回は、ママと赤ちゃんのためにパパができること「パパの心得3か条」を紹介します。
ママの不安な気持ちを聞く
ママのからだは見た目以上に大きく変化しています。思い通りにならない心やからだに、パパにイライラをぶるけることもあるかもしれませんが、うまく受け流してあげましょう。まずは何を不安に感じているか聞いてあげるだけでも、ママの気持ちはラクになります。
進んで家事を担当する
妊娠初期は、胎盤が不完全で流産の心配もある時期。下腹部に負担をかけることは禁物です。無理をさせないよう、家事はできるだけ多めに分担するようにしましょう。とくに力仕事を率先して行うようにすると、ママも大助かりです。
ママの妊娠を機に禁煙しよう
タバコに含まれるニコチンは、胎盤に十分な栄養や酸素が運ばれるのを阻害し、流産や早産の可能性を高めます。産後の喫煙も赤ちゃんが突然死する「乳幼児突然死症候群(SIDS)」のリスクを高めるので、喫煙者のパパはママの妊娠を機に禁煙する努力をしましょう。
まとめ
妊娠初期は、つわりの影響で吐き気や食欲不振が続き、体力的にも精神的にも苦しい時期です。まだママの妊娠を実感できないパパが多いかもしれませんが、ママの心身が変化していることを理解し、やさしい言葉と気遣いで支えましょう。