2019年5月21日 更新

外で遊ぶ機会が増えるこれからの時季に知っておきたい“紫外線疲労”

~子どもの疲労対策とユニクロUVカットウエアのご紹介~

日差しが強まり、紫外線が気になる方も多いのではないでしょうか。子どもが紫外線から受ける影響は大変大きく、身体疲労の要因とも考えられているため、これからの時季、外で過ごす時間が長くなる子どもにこそ対策が必要です。

ユニクロでは、「紫外線を浴びることによる疲れ」“紫外線疲労”に着目し、全国の子ども(0歳~14歳の男女)の保護者510名を対象にしたアンケートを実施しました。その結果、全体の88.4%が「子どもの屋外での遊び方に気をつけている」と回答。77.6%がこまめに水分補給することに気をつけており、50.4%は衣服や日焼け止めによる紫外線対策も行っていました。

しかし、「疲労の原因として『紫外線を浴びること』がある」と知っている保護者は 37.8%に留まっていることから、熱射病・熱中症には気をつけているもの、「疲れ」への対策は積極的には取ら れていない現状が伺えました。

心と身体のアンチエイジングの専門家、日比野佐和子先生によると、紫外線を浴び続けると“紫外線疲労”が蓄積。紫外線の強さがピークを迎える真夏に向けて、今の時期から対策することで疲労度を軽減し、身体も健康な状態で維持することができるとのこと。紫外線が少ない時間帯での外出だけではなく、子どもでも手軽に出来る衣服や帽子による対策が必要との見解を示しています。

「紫外線疲労」のメカニズム

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日比野佐和子先生(医療法人康梓会 Y’s サイエンスクリニック広尾統括院長、医学博士)によると、紫外線は、日焼けやシミやシワの原因だけでなく、全身疲労にも影響するとのことです。そのメカニズムは、人が肌や目から紫外線を浴びることによって、活性酸素が体内で増加した結果、自律神経が乱れ、全身の疲労に繋がるという仕組み。子どもが屋外で遊んだ後、具合が悪くなったり、疲れて元気がなくなったりするのは、日中紫外線を浴びたことが一因とも考えられます。

88.4%の保護者が子どもの屋外での遊びに気を付けている

暑い時季(3月~8月)において、子どもの遊び方で気をつけていることはありますか(特に気を付けていることを最大で3つまでお答えください)(グラフ①)】と聞いたところ、全体の88.4%がなんらかの配慮をしながら外遊びをさせていると回答し、「こまめに水分補給をする」が 77.6%、「帽子や日焼け止め、衣服による紫外線対策をする」が50.4%という結果になりました。62.6%は、【子どもの体調不良の原因のひとつとして、紫外線が考えられることを知っていますか(グラフ②)】という問いに「知らない」と回答しています。
<先生のコメント>

子どもの“紫外線疲労”の特徴とは
子どもは公園や庭、校庭などの屋外で遊ぶことが多いことから、大人に比べ多くの紫外線を浴びる機会があり“紫外線疲労”による疲れが出やすいと考えられます。本来は子どもの方が代謝がよいため疲労の回復が早いですが、大人より皮膚が薄く紫外線の影響を受けやすいのも事実です。また、子どもは大人に比べ地面との距離が近く、地面に反射した紫外線の影響も受けやすいため、保護者が気を付けて子どもの様子を見ることも肝心です。


子どもの屋外遊びは日差しの弱い朝か夕方を選びましょう
屋外で遊ぶときは日差しが強くない朝方や夕方以降を選ぶとよいでしょう。紫外線を浴びる量が格段に少なくなります。紫外線量が、疲労度に影響を与えるため、太陽が高い位置にある日中(12 時~14 時)や日差しが強い日の午前中も、外での活動は避けたほうがよいでしょう。

91.4%の保護者が今後紫外線対策をしたいと考えている

紫外線を対策することで、子どもの発熱や疲労などの体調不良を予防できるのであれば、紫外線対策に力を入れたいと思いますか(グラフ③)】という問いに対しては、「対策したい」と考える保護者が 91.4%という高い結果となりました。
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<先生のコメント>

子どもの“紫外線疲労”を予防するには UV カット加工の衣服や帽子がオススメ
帽子を被ったり、日焼け止めクリームを塗ることに加え、UVカット加工されている衣服で身を守ることも大事です。カーディガンやパーカなどの上着であればさっと着るだけで紫外線をカットしてくれますし、まだ肌が弱く日焼け止めが塗れないようなお子さんにも安心です。帽子はつばが広いものを選びましょう。つばがあることで顔に当たる紫外線をカットすることができます。サングラスなどが向かないお子さんには必須のアイテムです。


子どもの日光浴は1日15分が限度
健康のために「子どもに日光浴をさせるのは良いこと」と思っている保護者が多いと思います。しかし、日光浴は、ある程度の時間を越えてしまうと身体への負担になってしまいます。時期と時間帯にもよりますが、骨形成に必要なビタミン Dの合成や殺菌効果には1日5分〜15分程度の日光浴で十分です。
日比野 佐和子(ひびの さわこ)先生
医療法人康梓会 Y’s サイエンスクリニック広尾統括院長、医学博士
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大阪大学医学部大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学講座特任准教授。日本化粧療法医学会副理事長・世界中医薬学会連合会(WFCMS)理事・アジアオセアニア抗衰老促進協会理事長。美のカリスマとしてメディアでも大活躍のカリスマ医師。メディアで活躍するだけでなく、再生医療やアンチエイジング療法でも第一線を走る研究者でもあり、国内外の VIP を受け持つ敏腕医師。


<調査概要>
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:全国の14歳以下の子どもの保護者510名を調査
調査日時:2019年2月20日(水)~ 21日(木)
調査会社:株式会社マクロミル
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この記事のライター

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