冷凍ご飯のラッピングや余った食材の保存をするときに欠かせないものと言えば、サランラップやクレラップなどの「食品用ラップ」ですよね。筆者も使わない日は無いというほどお世話になっているキッチン雑貨の必需品です。
筆者はずっとサランラップを愛用していたのですが、ママ友の家にお邪魔した時に、彼女が食品用ラップを使い分けているという話しを聞き、初めて食品用ラップの原材料に違いがあることを知りました。そこで今回は、主な食品用ラップの原材料の種類とおすすめの使い分け方についてご紹介します。
原材料が「ポリ塩化ビニリデン」のサランラップとクレラップ
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ラップといえばこの2つと言っても過言では無いほど有名な「サランラップ」と「クレラップ」。テレビのCMでもお馴染みなので、皆さんも一度は使用した経験があると思います。これらのラップに使用されている「ポリ塩化ビニリデン」の特徴は酸素を通さず密封力が強いので、冷蔵庫の中で気になるにおいを閉じ込めてくれます。比較的シャキッとした素材なので、付属のカッターでも綺麗にカットすることができます。
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この2つの食品用ラップには、柔らかくしたり切りやすくするための柔軟剤(脂肪酸誘導体)や安定剤(エポキシ化植物油)といった添加物が含まれています。耐熱温度は140度です。
原材料がポリエチレンで添加物もないポリラップ
「ポリラップ」の成分のポリエチレンは水素と炭素からできており、燃やしても二酸化炭素と水になるだけでダイオキシンは発生しないという環境に配慮された商品です。
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また添加物を一切使用していないという点も安心です。ただし、サランラップやクレラップと比べると食器などにくっつきにくく、付属のカッターでカットするときもややコツが必要です。耐熱温度は110度とこれもサランラップやクレラップに比べると少し低めになっています。
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食品用ラップの使い分け方法
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食べ物に関係するいろいろな場面で目にする食品用ラップですが、小さな子どもがいる場合や、食材に直接ラッピングするという場合は添加物が気になるという方も多いのではないでしょうか。そこで筆者はおにぎりなど食材に直接触れる場合は、ポリエチレン製で添加物も入っていないポリラップを使い、余った料理を器に入れて保存する(食材に直接触れない)場合はサランラップやクレラップといった密封力のあるものを使うというように使い分けを始めてみました。