2021年9月7日 更新

親子で宇宙を見上げてみよう!宇宙飛行士の仕事場「国際宇宙ステーション」

みなさんは宇宙飛行士が滞在する「国際宇宙ステーション」を見たことがありますか?実は、私たちが住む街の上空をよく飛行しているんです!流れ星より見つけやすい宇宙ステーション、親子で一度見上げてみませんか?

思うように外出ができず、閉塞感が漂う毎日。こんな時だからこそ、広大な宇宙の一端に触れてみませんか?実は宇宙飛行士の仕事場である国際宇宙ステーション(ISS)が、私たちの住む日本の上空をよく飛行しているんです。

宇宙についての知識がなくても大丈夫!探し方のコツさえわかれば、誰でも見つけることができます。必要なものはスマートフォンと晴れた夜空!たったそれだけでOK!もちろん都会の明るい夜空でも見つけることができます。気持ちがうつむき気味になりそうな今だからこそ、子どもと一緒に探してみてはいかがでしょうか?

今回は「星のソムリエ」の資格を持つ筆者が、親子で楽しめる国際宇宙ステーションの探し方をご紹介します。

国際宇宙ステーションって何?

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国際宇宙ステーションとは、地上から約400kmのところを飛行する有人実験施設です。秒速11kmで飛行しているため、なんとたった90分で地球を1周しています!ここでは宇宙飛行士選抜試験に合格し、様々な訓練を受けた宇宙飛行士たちが働いており、いわゆる「宇宙服」を来て宇宙空間で活動をすることもあります。
また「きぼう」と名付けられた日本の実験棟をはじめ、アメリカ、ロシア、ヨーロッパなどの実験棟がつながっており、居住スペースやトイレなどの設備も整えられています。宇宙飛行士たちは地上の管制官と連絡を取り合いながら、国際協力のもと、無重力下での実験や研究を行なっています。

地上から国際宇宙ステーションを見るための条件

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①空が晴れて薄暗くなってから明け方まで

国際宇宙ステーションは地球の外側、つまり雲よりも高い場所を飛行しているので、曇りや雨の日は見ることができません。また、昼間も飛行していますが、空が明るすぎるので見つけるのは困難です。そのため、良く晴れた日の夕方以降(空が薄暗くなってから)を狙いましょう。

②自分の住んでいる街の上空を通った時

国際宇宙ステーションは地球の周りを飛行していますが、地球が自転しているため日によって見える場所が変わってきます。そのため、自分の住む街の上空を通過するタイミングに合わせて空を見上げなければなりません。そのタイミングを予想して表示してくれているのが「#きぼうを見よう」というサイトです。このサイトの使い方は後からご紹介します。

国際宇宙ステーションの見つけ方

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地上からどんな風に国際宇宙ステーションが見えるの?

夕方以降の薄暗くなった空を見上げた時、赤と緑の光が点滅していたら飛行機が飛んでいるとわかりますよね。それと同じで、国際宇宙ステーションも光を目印にして見つけることができます。

ただ、飛行機のようにライトを設置してるわけではなく、太陽の光が国際宇宙ステーションに反射して輝くので、その色は金色のように見えます。また、星のように瞬いたり、飛行機のように点滅することはなく、光の塊がスーッと夜空を横切っていくようなイメージです。

その光はかなり明るいため、東京のような大都会の明るい空でも見つけることができます。

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この記事のライター

星好きあこ 星好きあこ

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