2024年1月8日 更新

イヤイヤ期はなぜ起こる?現役保育士がイヤイヤ期の原因を解説!

イヤイヤ期にお困りのパパやママは多いのではないでしょうか?子どもの反抗期と言われる『イヤイヤ期』は起こるのでしょう?現役保育士がその原因を解説します。

「何を言ってもすぐに泣いて怒る」
「公園に遊びに連れて行くとなかなか帰ってくれなくて困っている」

1〜3歳くらいのお子さんを育てている親御さんは、お子さんのこうした行動にお悩みではないでしょうか?

「これを許すとワガママな子になってしまう」「しっかりと叱らないと!」と思っている親御さんはちょっと待ってください!このイヤイヤ期は、決してワガママではないことをまずはご理解ください。

ここで、現役保育士の私がイヤイヤ期についてシリーズ毎に解説します。今回はイヤイヤ期がなぜ起こるのかという原因を解説していきましょう。
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イヤイヤ期とは

子育て中の親御さんは『イヤイヤ期』という言葉を聞いたことがあると思います。このイヤイヤ期というのは、様々なことに対して泣いて怒る現象『癇癪(かんしゃく)』のことを指しています。この時期を『第一次反抗期』とも言われ、大人がいうことは何でも反抗したくなる時期でもあるのです。

このイヤイヤ期が起こる原因や時期はどうなのでしょうか。

イヤイヤ期が起こる原因

イヤイヤ期が起こる原因は

  • 自我の芽生え
  • 脳の発達

  • と言われています。
    子どもの中に「こういたい」「これがしたい」などという気持ちが出てくるのですが、うまくいかないもどかしさや自分の思いを調整できない未熟さから起こるのです。

    イヤイヤ期が起こる時期

    子育てをしていると『魔の2歳』という言葉を聞いたことはないでしょうか?イヤイヤ期は1歳前後から2歳をピークに3歳くらいまでに起こります。言葉で思いが表現できるようになってくると少しずつ落ち着きを見せるようになります。

    どうしてイヤイヤ期は辛いの?

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    親御さんがイヤイヤ期が辛い原因として『言語コミュニケーション』が取りにくいことがあげられます。1歳頃から少しずつ発語が出て大人の言うことも少しずつ理解できてくるのですがまだ言葉で十分思いも表現できませんし、大人の言うことも理解しきれません。

    こういった言語でのやり取りができにくいことも、親御さんがイヤイヤ期の辛い原因となっているのではないでしょうか。長い文章ではなく「〇〇したかったんだね」「あと1回だよ」などと端的・簡単な言葉で伝えていくようにすることもポイントです。

    イヤイヤ期、実は大切な時期

    こんな辛いイヤイヤ期ない方がいい!と思われる親御さんも多いと思いますが、このイヤイヤ期はとても大切な時期なのです。このイヤイヤ期が訪れたということは、自分の意思が出てきた『成長の証』なのです。
    この時期にしっかりと思いを受け止め関わっていくことで、自己実現や自己肯定感が高まり、また様々なやり取りをしていくことで人とのコミュニケーションスキルを磨いていくことができるのです。
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    この記事のライター

    みかっこ みかっこ

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