【メルカリ】失敗から学ぶ、発送後のトラブルと対処法を実例から紹介します

謝罪をし、不足分を再度郵送したい（もちろん追加料金なし）ので住所を再度教えていただきたい旨を伝えました。

しかし、「不足分がなくても満足したので、結構です。今後気をつけてください」といったメッセージをいただき、再度謝罪とお礼を告げ、取引完了となりました。

事例1の配送中以降のトラブルとは異なり、発送をするまでの見落とし等は、100％こちらのミスです。この取引は、先方の方が優しい方ですくわれましたが、悪い評価や通報が伴ってもいたしかたない事例でした。穏便に解決したものの、大反省です。

たとえば、出品する側にとっては29枚を30枚と数え間違えて袋詰めしても、数多くのパーツの一つが足りなかったとしても、自分が使用するわけではないので少しアバウトになってしまうこともあるでしょう。私も、きちんと数えたつもりではありましたが、実際数え落としがありました。

そして、メルカリをされている方はもうご存知かと思いますが、普通郵便等メルカリ便以外を選択した場合には購入者の方の住所や氏名が表示されますが、発送通知のボタンを押すとそれらは消えてしまいます。基本的に、その時の取引のために表示される個人情報を控えておくのもNGですし、発送通知後や到着後にミスに気づいた場合には、再度住所を聞き直すという行程が必要となります。（いつまでも発送通知ボタンを押さないのもルール違反です。

メルカリ便の場合でも同様で、メルカリ便の場合にはなおさら購入者は当方に個人情報を伝えるのを嫌がる場合が多いでしょう。（匿名配送、という条件で購入をしているため。）

つまり、どの方法でも、「一度きりの発送が大前提であり、少額でも金銭のやり取りの伴うメルカリでは、商品の状態について何度も確認をし、ミス一つない状態で購入者に届ける責任感をもって取引をおこなわなければいけない」ということを、購入者の方のやさしさによって逆に深く肝に銘じる結果になった取引でした。

たまに「最安値の商品で文句を言われた」「ちょっとのミスくらい…」といった書き込み等を見かけますが、顔の見えない取引でも、誠意をもって確認をすることと、万が一の場合にはできることを最大限にする、という姿勢が大切だと思いました。

送り間違え等となると、返品、本来送るべき相手への謝罪、事務局への連絡等さらに大変な事態となるかと思います。

私がこの失敗から学んだことは、出品をした時点で数を正確に数えて小分けしておく（売れた際再確認するダブルチェック）、宛名書きや梱包は何重にもチェックする（中身があっていても発送先を間違えると大問題です）、「自分が購入者の立場だったら」ということを意識して、常に丁寧に動くことを心がける、等です。

今回の事例の類似ケースにおいては、発送後ご自身で「なにかおかしい」と感じたり相手から問い合わせがあった場合には、必ず再送や、どうしようもない場合には100％非を認めての取引中断・返金等の手続きの旨を申し出ることが大切かと思います。

人間ミスはあるものですが、取引においてそれはただの言い訳ですし、相手に大きな迷惑をかけてしまいます。

私もですが、ママの方では特に子ども用品等も多く出品をされる方も多いと思います。出品者のミスで困ったり悲しい思いをするのは、大人だけではない場合もありますね。今回、シールを楽しみにしていてくれた購入者のお子様にも不快な思いをさせてしまうこととなってしまったので、自分も子を持つ親として心苦しく反省しております…。皆様は、そうなる前にぜひダブル、いや、トリプル以上のチェックを心がけていただければと思います…！

これからのシーズン、クリスマスやお正月に向けたアイテム等を出品したり、「年末の大掃除で断捨離を！」とメルカリをどんどん活用していく機会が増える方も多いでしょう。売るのも買うのも楽しくお得なメルカリですが、それはスムーズな取引あってのことです。

特に、出品者となってトラブルに見舞われるのは、不快さだけでなく申し訳なさや心苦しさといった後味の悪さが残ります。長くうまくメルカリを楽しんでいただくために、私の体験談が、皆様のトラブル予防や解決のためのひとつの引き出しとなると嬉しく思います。