5歳の分岐点
研究者によると、5歳の子供にとって最も重要なスキルは「社会性」と「情緒性」!
幼稚園の先生に協力を依頼し、生徒を対象に「社会性(集団の中で他人との関係を築く能力)」と「情緒性(自分の感情をうまくコントロールし表現する)」についてのアンケートを実施。子供たちがいかにして物を共有し、他人の声に耳を傾け、同級生と問題を解決し、協力するかを観察してもらいました。
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その結果、より協力的で他人との関わりがスムーズな子供たちが全体的な成績が優秀であったということが明らかに。幼稚園での「社会性」と「情緒性」リサーチ結果が1ポイント上がるごとに、大学を卒業する確率が2倍、さらに25歳までに定職につく確率も高い傾向にあったそうです。
しかしながら、協力すること、聞くこと、問題解決することに関して低い点数をマークした子供たちは、大学へ進学せず高校卒業で学歴をストップする傾向と共に、法的な問題を起こす確率高い結果となっています。5歳時点で「社会性」と「情緒性」リサーチ結果が1ポイント下がるごとに、逮捕者が出る可能性が67%増、さらに52%増で飲酒、82%増で公営住宅への入居(もしくは申請し順番待ち)の確率が高まるそうです。
「社会性」と「情緒性」は親でも教えられます!
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世の中には子どもを成功に導くと謳い販売されている知育教材がたくさんありますが、それらのうちほとんどは学力を鍛えるような類のもので、情緒性を養うようなものは多くありません。
子供を成功に導くいちばんの近道「社会性」と「情緒性」を養うために必要なのは、学校でも知育教材でもなく、親である私たちなんです!お子さんが5歳を過ぎていても遅くはありません。子供たちにそれらの能力を備えてあげる練習の方法を次でご紹介します。
子供を成功に導くいちばんの近道「社会性」と「情緒性」を養うために必要なのは、学校でも知育教材でもなく、親である私たちなんです!お子さんが5歳を過ぎていても遅くはありません。子供たちにそれらの能力を備えてあげる練習の方法を次でご紹介します。
「社会性」と「情緒性」の教え方
これら二つの能力を養うには家庭教育が近道と言えるでしょう。具体的な方法を幾つかご紹介します。
・子供の感情をラベル付けする
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「今日はなんだか悲しそうね」、「あなたが今怒っているのがわかるわ」など、子供の感情を代弁してあげることで、子供はいかにして自分の感情を表現するかを学ぶことができるでしょう