貰って嬉しい！お歳暮と送り方のマナー

お歳暮とは

もうすぐお歳暮の季節ですよね。
そもそもお歳暮とは、日頃お世話になっている人に向けて感謝の気持ちを込め、これからもよろしくお願いしますという意味を込めて贈り物を送るという習慣です。
年末の事を歳暮ということから、年末に贈り物を送る行為をお歳暮と呼ぶようになったそうです。

お歳暮を送るマナー

時期

まず、お歳暮を送る正式な時期は12月上旬から20日頃です。厳密には12月13日以降と言われています。
これ以降、年を越す時期になる頃から松の内の1月7日までをお年賀。それ以降を寒中お見舞いとします。
しかし近年では、御歳暮を早く送る習慣が特に関東の方で見られていますので、11月下旬頃からお歳暮という言葉が聞こえてくるかと思います。

のし

via catalog-gifts.com

手渡しで渡す場合が外のし。宅急便などで送る場合が内のし。
水引は紅白の蝶々結びを使います。上段に御歳暮やお歳暮と書き、下段には名前を書きましょう。

ただし、そういった決まりがある訳ではないのですが、相手が喪中の場合などは派手めな紅白の蝶々結びののしを避けてシンプルな短冊のし等にする心遣いも忘れずに。

手渡しの場合

近年では郵送の場合が殆どだと思いますが、手渡しの場合は、風呂敷に包んで持って行き、渡す直前で風呂敷から出して相手がのしを読める形で両手で渡すのがマナーとされています。
風呂敷でなく、紙袋等に入れている場合も、紙袋から出した後に渡しましょう。これはお歳暮に限らないマナーです。

また、訪問する際は事前に覗う事を連絡し、急な場合は玄関先で渡し挨拶を済ませた後すぐに帰るのが礼儀です。

お歳暮に送るギフトのマナー

だいたい3,000円から5.000円といわれていますが、関係性などによって臨機応変に。何よりも心遣いが大切です。
家族構成を考え、なるべく趣味傾向の問われない無難な物が良いでしょう。消費しづらく保存が効かない物も避けましょう。
冬に美味しい蟹や魚介類などの生物も勿論喜ばれるのですが、鮮度が命な物なので、予めその時間帯に渡せるかの確認をしておく方が良いかと思います。