2019年8月22日 更新

ベビーカーでの安全な利用のために♡ベビーカー利用に関するキャンペーン実施中!

電車やバスでのベビーカー利用はお互いの配慮と見守りが大切です。

公共交通機関でのベビーカー利用が増えています。

小さなお子様をお持ちの方でも、駅構内のバリアフリー設備が整い、ベビーカーを利用した移動がしやすくなりました。
しかし、一方でベビーカー事故もたくさん起こっています。
4日午後3時ごろ、東京メトロ半蔵門線九段下駅(東京都千代田区)で中央林間発押上行きの電車(10両編成)がベビーカーをドアに挟んだまま発車した。ベビーカーは100メートルほど、ホームを引きずられた後、ホーム端の柵に衝突し、大破。子供は乗っておらず、けが人はなかった。
ベビーカーに赤ちゃんが乗っていなかったので、幸い大事故になりませんでしたが、もし赤ちゃんが乗っていたら、と考えるだけでもゾッとする事故です。

公共交通機関を利用時の事故報告は、他にもあります。
ベビーカーで電車やバスを乗り降りする際、段差でつまずいたり、車輪が隙間に挟まったりして転倒した事故の情報が二〇一〇年十二月以降の約五年間で十四件寄せられているとして、消費者庁が注意を呼び掛けている。~中略~ 十四件のうち六件は電車、八件はバスでの事故。一二年八月には電車に乗ろうとした際にベビーカーに乗っていた一歳児が立ち上がって転倒し、電車とホームの隙間に落ちそうになった。座席ベルトをしていなかったという。
 
消費者庁は、子どもには必ず座席ベルトをさせ、駅や車内、バス停でベビーカーを止める際は車輪にストッパーをかけて、しっかり手を添えるよう保護者に求めている。
ベビーカーによる事故やトラブルを防ぐためにも、ベビーカーを利用する側のマナーがとても大切です。

ベビーカー利用者サイドのマナーが大切です。

①ベビーカーに子どもを乗せる際にはシートベルトの着用を☆

シートベルトの着用は、活発な子どもの活動から身を守ります。小さな子どもは突然思いもよらぬ動きをすることがあります。また、段差や溝が危険を導き、転落事故につながる可能性もありますので、必ずシートベルトを着用しましょう。

②ストッパーの徹底☆

ホームで電車を待つ時や、車内でベビーカーを止めているときは、必ずストッパーをかけましょう。転落など思わぬ事故につながる可能性もありますので、他に気を取られないよう心がけ、周囲の状況にも注意を払いましょう。

③エスカレーター使用時は☆

エスカレーターを使用する際は、必ずお子様をベビーカーから降ろし、ベビーカーをたたんで使用しましょう。ベビーカーに荷物だけを乗せエスカレーターを使用する方が目立ちます。お子様が乗っていない場合でもマナーを守ることは大切です。
また長時間の移動は子供にとって苦痛なものです。手軽に摂れるおやつや、水分の準備をしておくとよいでしょう☆
できるだけ親子で会話し、飽きないよう工夫をしてあげましょう。

周囲の方々の見守りと協力が、赤ちゃんの命を守ります☆

ベビーカーは大切な命を乗せています。
駅構内でベビーカーを見かけたら、温かい気持ちを持って接し、そっと見守りましょう。

エレベーターの乗り降り時には、スペースの確保に気遣い、開閉の操作のお手伝いを心がけましょう。お互い声を掛け合い、スムーズに利用できるよう工夫も大切です。

エレベーターがない場所では、階段で上り下りをするしかありません。困っている方を見かけたら、手助けを申し出てみましょう。ベビーカーを階段で移動させる場合、何が一の事故を防ぐためにも、お子様の移動は保護者が責任をもって行うと良いでしょう。

公共交通機関におけるベビーカー利用に関するキャンペーン開催中☆

子育て応援東京会議と鉄道事業者は5月1日(日)から31日(火)までベビーカー利用に関するキャンペーンを開催します。
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