2019年3月31日 更新

上の子を愛せない?「上の子かわいくない症候群」って何?

二人目、三人目と子供を授かったママが、今まで可愛いとなんでもお世話してあげていた上の子を、突然かわいいと思えなくなることがあります。何をしても気に障りイライラして、怒鳴って当たってしまう…そんな「上の子かわいくない症候群」について考えます。

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初めての妊娠・出産を経験して手元にやってきてくれた赤ちゃん。かわいくて仕方がないと一生懸命育ててきましたよね。それが二人目、三人目…と下の子が出来ると、なんだか上の子がかわいく思えなくて、イライラしてばっかりと言った経験はありませんか?

実はこういった経験は、兄弟を育てるママの多くが経験しています。最近ではこの現象を「上の子かわいくない症候群」と呼ぶようにもなりました。

なぜ、上の子をかわいくないと思うようになるのでしょう?

「上の子かわいくない症候群」って何?

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「上の子かわいくない症候群」というのは、その文字通り、上の子をかわいいと思えなくなる事です。それだけではなく、上の子が何をしてもイライラする、抱きしめられない、もっと苦しんでるママは、顔を見るのもいやと言った気持ちになってしまいます。

この現象には、具体的な原因はありません。あるとしても、ママの産後の疲れや、ホルモンバランスの乱れで気持ちが不安定になっていることくらいと言われています。そして何より、上の子の成長が育児と足並みを揃えられないことにあります。

上の子がまだ赤ちゃんだった時に、やっと寝てくれたと思ったお昼寝のタイミングで、宅配のチャイムに起こされたなど、不測の事態に怒ったり落ち込んだりしたことはありませんか?その状態と同じなのです。

産まれたばかりの赤ちゃんは、無力で何も出来ません。ママに備わる母性は、その存在を守らなくてはという使命があります。育児だけに没頭出来たら、いろんなストレスが重ならないのにと言う悩みは、育児にはつきものです。下の子のお世話に専念したいのに、上の子は不測の事態ばかりを起こしてくれる…こういったストレスが、「上の子かわいくない症候群」を起こす要因の一つです。

上の子がかわいくないと思うようになったら?

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もしも、上の子がかわいくないと思う時が来たら、どんな対処が必要なのでしょうか。

自分が一生懸命産んだ子供ですから、心の奥底ではちゃんと上の子も下の子も愛しているという事は、忘れないでください。愛しているのに、かわいくないと思うこともあると言う気持ちで、対処していきましょう。

上の子が何をしても、イライラしてしまうのであれば、何に気をつければいいかという問題に答えはありません。そんな時は、上の子を抱きしめてあげましょう。昼間の落ち着いた時間でも、夜寝る前の時間でも、「大好きだよ」という気持ちを伝えます。上の子が安心するだけではなく、ママ自身も「ちゃんと自分は上の子も愛している」と言った再確認が出来ます。

抱きしめることが出来なければ、身体の一部に触れるスキンシップでも十分です。赤ちゃんにベビーマッサージがあるように、素肌の触れ合いは安心の元です。足をマッサージしたり、手を撫でたり、それだけでも気持ちは落ち着き、伝わります。

育児や家事で余裕もなく、精神的にも不安定なママは、自分の落ち着く時間がとれない事が実情です。なので、上の子とイライラしないでスキンシップをとりたい時には、二人きりの時間を作ることがベストです。下の子を家族に預けたり、一時保育に頼ったりして、何にもとらわれない上の子との時間が必要でもあります。

子供の目線になることも大事

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ママには手厳しい話ですが、ママの悩みは、ほとんど子供には関係のないものです。子供からしたら「なんでママは怒ってばっかりなの」「自分のことが嫌いなのかな」といった方向にまで考え始めます。子供に大人の事情が通じないのと同じですね。

あまりにも上の子の気持ちが、塞ぎこんでしまうと、今度は「下の子が産まれたせいで」「自分は必要のない存在だ」と極端な方向にまでなってしまいます。

とは言っても、この「上の子かわいくない症候群」はママの手にも余るものです。ママ自身だって、どうにかしたいのにどうにも出来ないから苦しんでいます。

そんな時には、子供と同じ目線になりましょう。カッとなった時に、子供を3秒見つめてください。怒鳴ってしまった方が楽ですが、こらえて3秒見つめてください。そうすると子供の気持ちが読み取れます。そして一度深呼吸しましょう。「こんなことで怒る必要ない」と思えますよ。

それでも勢いに負けて、やっぱり上の子を怒鳴ってしまった、つらく当たってしまったと言う事もあります。そして、そのことでママが自分を責める必要はありません。ママが冷静になれた時に、子供の目線で考えましょう。いきなり怒鳴りつけられたらどんな気持ちだろうかと、ママが自問自答した時が、子供のそのままの気持ちです。自己嫌悪に陥らず、上の子とお話してみましょう。「強く言ってごめんね」とフォローするだけでも、子供は気持ちを理解してもらえたことに、安心します。

ママが手を抜いても問題はない!

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産後のママは、必要以上に責任感が強くなります。あれもやらなきゃ、これもやらなきゃと家事から育児、なんでもかんでも自分が完璧にやらないとと背負いがちです。

実はそんなことはないのです。家族に完璧な母、完璧な妻を求められたとしても、手を抜いても問題はありません。頼れる存在があれば第三者を頼ってもいいですし、掃除も食事も洗濯も、時には手を抜きましょう。掃除は整頓だけしてあとは見ないふり、食事はお惣菜をお皿に並べるだけ、洗濯は散歩がてらコインランドリー…ママの肉体的疲労を少しでも軽くすると、精神的にも休まる瞬間が出来ます。

不安定だからこそ、この精神的休息は絶対に必要なものです。手抜きを家族に責められるといった話も時々聞きますが、責任感の強いママは、言葉をすべて受け止めてしまいます。イライラが増すだけになるので、聞き流すスキルも、ここで身につけられるといいですね。

毎日だと生活に支障も出ますが、「どうでもいいや!」と言う気持ちで、時々自分を労わってあげると、子供に対する接し方にも穏やかさが持ててきます。

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このまとめのキュレーター

K K

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