2024年6月26日 更新

やめた方がいい保育園や幼稚園の特徴は?選ぶ際に避けたいポイント

就学前の大事な時期を過ごす保育園や幼稚園。さまざまな方針や理念が掲げられていますが、実際は機能していない園も少なくありません。保育園・幼稚園を選ぶ際に注意して見て欲しいポイントを、元保育士がまとめました。

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就学前に保育園や幼稚園に通うことが一般的ですが、最近の報道では「不適切保育」による保育士の暴言や暴力などが問題視される事も多くなりました。大事なお子さんが少しでも快適に過ごせるように、良い環境の園を選びたいと思うのは当然です。

一番良いのは、実際にその園に通っている人に内情を聞いてみることです。しかし、特に第一子のお子さんや、引っ越して来たばかりだったりすると知り合いがいないこともあります。多くの保育園・幼稚園は見学や子育てサロンなどを行っているので、自分の目で見て体験して、そこで気にいった園を選ぶのが良いと思いますが、どのような基準で選べば良いかよく分からないというのも本音かもしれません。

長年の保育士経験から、こんな保育園や幼稚園は選択肢から除外した方が良いと思うポイントと、最終的に選びきれない時に参考にして欲しいポイントをまとめました。

やめた方がいい保育園や幼稚園の特徴

①避けたいポイント「先生の声かけが冷たい・威圧的」

先生からのお子さんへの声かけに耳を傾けてみましょう。沢山のお子さんを一人ないしは数人で保育するので、余裕がないということもあるかもしれません。しかし、もう少し優しい声かけや、分かりやすい声かけがあるのではないか?と違和感を感じる場合は、大人の目が無い場所ではもっと乱暴だったりするケースが多いです。

☑ お子さん達がびくびくしている
☑ 先生の顔色をうかがっている
☑ 年齢以上にお行儀が良すぎる


子ども達にこのような様子があれば「先生が怖くて緊張している」ということがあり得ます。先生の眼差しが優しさに溢れるものかを見極めて下さい。

②避けたいポイント「先生が疲れている」

行事が多かったり日々のカリキュラムが詰め込まれいると、先生はやらなくてはいけない仕事に追われ、そのしわ寄せ受けるのがお子さん達です。行事でも日々の活動において、園児を第一に考えられているか、よく観察してみてください。大人の為の行事なのでは?と感じる園も時々あります。

何かの行事前でも充分に自由遊びの時間が確保されているかチェックしてみてください。行事や日々の活動は、園児が楽しく活動することで、成長や発達を促すために計画されています。お子さんが楽しめていないなら、その園は見直す必要があるかもしれません。

③避けたいポイント「職員同士の仲が悪い」

言うまでもありませんが、先生達はお仕事で保育園や幼稚園で働いています。部外者が見ても職員同士の人間関係がうまくいっていない様子がうかがえる場合は、組織としてうまく回っていない可能性が高いです。

私は自分の子どもの幼稚園を決める際に見学へ行った園で、主任の先生が見学者がいるにも関わらずクラス担任の先生の保育をダメ出ししているのを目の当たりにしました。

“業務上の注意は他の人がいない場所でする”という、一緒に働く職員に対する配慮がない園では、子ども達にも配慮が足りないかもしれないなと感じその園は選択肢から除外しました。
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この記事のライター

天海舞蓮 天海舞蓮

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