どこまでが“1つの家事・育児”?家事・育児に対して、パートナーとの認識のズレ。「ズレ家事・ズレ育児」を感じたことがある人が6割以上。
『1つの家事・育児に対して、前後工程のタスクで認識のズレを感じたことがありますか?』と聞いたところ、家事のズレ「ズレ家事」を感じたことがある人は63.6%、育児のズレ「ズレ育児」を感じたことがある人は60.8%ということが判明しました。
「ズレ家事・ズレ育児」の具体例を聞いたところ、ズレ家事ランキング1位は「掃除(53.9%)」、2位は「食事(51.6%)」、3位「お風呂(32.3%)」という結果に。ズレ育児のランキング1位は「子どもの寝かしつけ(45.3%)」「子どものお風呂(39.9%)」「子どものおむつ替え(32.1%)」。
具体的な認識のズレとしては「食後、食器を洗うだけでなく、テーブルまで拭いてほしい。」や「お風呂を洗うだけなら誰でもできる。脱がせるところからスキンケアをして着替えさせてほしい」という声が。
具体的な認識のズレとしては「食後、食器を洗うだけでなく、テーブルまで拭いてほしい。」や「お風呂を洗うだけなら誰でもできる。脱がせるところからスキンケアをして着替えさせてほしい」という声が。
ズレに対してフォローする「フォロー家事・フォロー育児」も約6割の人が経験。1日あたり「フォロー家事」平均2.8個、「フォロー育児」平均3.5個。
『あなたはパートナーがおこなう家事・育児に対して、前後工程のタスクで認識のズレを感じ、なんらかのフォローをすることがありますか?』と聞いたところ、家事のフォロー「フォロー家事」をしたことがある人は65.7%、育児のフォロー「フォロー育児」をしたことがある人は59.6%いるということが明らかになりました。
また、「フォロー家事・フォロー育児」の1日当たりの回数を聞いたところ、1日あたり「フォロー家事」は平均2.8個、「フォロー育児」は平均3.5個ということが明らかになりました。
家事・育児の認識のズレは「夫婦間の会話」で解消!?ズレを感じない人は、感じる人よりも1日の平均会話時間が約30分多いことが判明。
『あなたは、パートナーと家事・育児に関してコミュニケーションが十分にできていると感じますか?』と聞いたところ、家事・育児ともに約8割(家事:76.5%、育児:77.6%)の人ができていると回答。
なお、家事・育児に対して認識のズレを感じている人と、感じていない人に、『1日当たりの会話時間』を聞いたところ、認識のズレを感じていない夫婦は、ズレを感じる夫婦よりも平均30分会話の時間が多いことが判明しました。
また、家事・育児に対して認識のズレを感じていない人に『ズレを感じないように気を付けていること(家事・育児それぞれ)』を聞いたところ、家事・育児ともに1位は「相手の家事・育児に完璧を求めない」(家事:51.7%、育児:49.4%)、家事2位は「相手の家事・育児のやり方を尊重する」(46.0%)、育児2位は「家事・育児に関するコミュニケーションを増やす」(40.2%)という結果となりました。