2021年4月6日 更新

我が子に合うのはどんな方法?おこづかいのルール②

「おこづかいのルール」は、家庭によって多種多様です。「おこづかい制度を通じてお子さんに伝えたい・学ばせたいこと」をしっかりと意識してルール作りをするためにも、いろいろなご家庭の例を見てみましょう。

定額制度と組み合わせ

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その他に、定額制度と給与制度・成功報酬制度をミックスさせている家庭もあるそうですよ。基本的に毎月あげる金額は決まっているものの、勉強やお手伝いを頑張ればもらえる金額が増えるシステムです。
このシステムとは順序が違いますが、我が家も息子に臨時のおこづかいをあげることがあります。粗大ごみを一緒に運んでくれたり、ガラス飛散防止フィルムを窓に貼ったりするなどの、時間や労力がかかる作業を手伝ってくれた時には、後でお礼を渡しました。
見返りを求めて手伝って欲しくはないけれど、「人のために頑張ると良いことがある」と思って欲しくもあり、「頼む時には言わないけれど、後で報酬を渡す」というやり方に落ち着いたというわけです。息子は「えーいいよ」と遠慮しつつも嬉しそうでした。

まとめ

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様々な「おこづかいのルール」を知って、どう感じましたか?良いと思うものもあれば、受け入れがたいものもあったと思います。それは、ご自身の価値観や考え方に基づく感想ですから、その気持ちを大切にして、お子さんとおこづかいのルールを決めていくと良いでしょう。
そして、どうしてこのルールにしようと思ったのか、お子さんに伝えていくことも大切にしてください。我が家がおこづかいを定額制度にしている理由は、「お金の使い方を学んでほしいから」と子どもたちに伝えました。そして、それと同時に「なぜ給与制度にしないのか・成功報酬制度にしないのか」もしっかりと説明しています。
筆者は子どもに「家事はお母さんがやって当然のものではなく、家族全員がやるもの」だと認識して欲しいと望んでいるからです。また、「勉強や習い事を頑張るのは自分自身のため」だと意識して取り組んで欲しいと思ってもいます。そういった親の価値観を伝える1つの機会としても、おこづかい制度は良いと考えられます。
お子さんに何を学んでほしいのか、どんな価値観を伝えたいのかという軸に沿って、ご自分にピッタリのおこづかい制度を決めていってくださいね。きっと、時が経つごとに、心もお金の管理もしっかりと成長していくお子さんの姿を見ることができるはずですよ。
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