2019年8月28日 更新

生まれてくる赤ちゃんとママの健康を第一に!妊娠したら気をつけたいポイント

妊娠がわかったら、何よりも産まれてくるお腹の赤ちゃんと母体の健康を第一に考えて生活しましょう。妊娠中に気をつけたいポイントをまとめました。

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はじめての妊娠、新しい命に喜びを感じると同時に、これからの生活に不安を感じる妊婦さんも多いのではないでしょうか。そこで今回は、妊娠中に気をつけたいポイントをまとめました。

妊娠中は“禁酒”が基本

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妊娠中にお酒を飲むと、アルコールは胎盤を通過してそのまま赤ちゃんに送られてしまいます。毎日大量に飲酒すると「胎児性アルコール症候群」といって、赤ちゃんが障害をもって生まれてくることもあります。

ほんの少したしなむ程度なら…といわれることもありますが、ここまでの量なら大丈夫という基準はありません。また、大人なら肝臓でアルコールを解毒できますが、赤ちゃんは大人と違ってその機能が未熟で、とてもデリケートです。

赤ちゃんへの影響を考えるなら、妊娠中は禁酒するのがベストです。

タバコは百害あって一利なし

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タバコに含まれるニコチンや一酸化炭素は、血管を収縮させて酸素の流れを悪くしたり、血液中のヘモグロビンと結びついて酸素濃度を低下させたりする作用があります。このため、ママがタバコを吸うと、胎盤の機能が低下して、おなかの赤ちゃんに十分な酸素や栄養が届かなくなります。

流産や早産、赤ちゃんの発育や知能の遅れ、低体重などが生じる可能性もあり、こうしたことを考えると、喫煙している人はタバコの本数を減らすのではなく、妊娠したら禁煙するのが原則です。

カフェインの摂り過ぎに注意

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コーヒーや紅茶に含まれる「カフェイン」は、大量にとると血管が収縮して胎盤への血流が悪くなり、赤ちゃんに酸素や栄養が届きにくくなるという影響を及ぼすことがあります。1日に1~2杯程度飲むならまず心配はありません。

赤ちゃんに影響はないかどうか不安になったり、寝つきが悪くなったりしないように、飲みすぎには注意し、気になる場合はノンカフェインの麦茶やほうじ茶、ハーブティーを飲むのもおすすめです。

その他

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【生魚】
マグロや金目鯛などの魚に含まれるメチル水銀が心配されています。これらの魚を食べる場合は、週1~2回、1人前が目安です。一度にたくさん食べなければ赤ちゃんへの影響は考えなくてもよいでしょう。

【生肉】
生肉で気になるのは、病原性原虫によるトキソプラズマと食中毒菌のリステリアの感染です。調理する際は十分に加熱してから食べるようにし、調理中に生肉に手で触れたあとは、よく手を洗うようにしましょう。

【薬の服用】
市販の薬は一般的に薬効成分が少ないのですが、妊娠がわかってからの服用は医師の指示に従いましょう。とくに、赤ちゃんのからだの重要な器官がつくられる妊娠4~12週は注意が必要です。

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