現在の主人の飲酒
職場でトラブルになって6年経った今、主人の飲酒量はあまり変わっていません。
去年までの数年間、長期・短期出張を繰り返していた主人。出張中は、お酒を全く手に入れることすら出来ない環境下に身を置かれるため、否応なしにその期間中は少なくとも飲まない生活を送りますが、出張が終われば飲酒するため、出張に出る度に、最初の数日は離脱症状から来る体調不良に悩まされていたそうです。
現在の主人は、翌日仕事がある日こそ、少し控え目に飲む努力はしていますが、長年の多量・連続飲酒による体調不良は日常茶飯事。少々具合が悪くとも、離脱症状を抑えるために、(本人にとっては)少量のお酒はほぼ欠かせず、医者に掛かる程の体調不良を起こさない限りは、基本飲み続ける日々です。
去年までの数年間、長期・短期出張を繰り返していた主人。出張中は、お酒を全く手に入れることすら出来ない環境下に身を置かれるため、否応なしにその期間中は少なくとも飲まない生活を送りますが、出張が終われば飲酒するため、出張に出る度に、最初の数日は離脱症状から来る体調不良に悩まされていたそうです。
現在の主人は、翌日仕事がある日こそ、少し控え目に飲む努力はしていますが、長年の多量・連続飲酒による体調不良は日常茶飯事。少々具合が悪くとも、離脱症状を抑えるために、(本人にとっては)少量のお酒はほぼ欠かせず、医者に掛かる程の体調不良を起こさない限りは、基本飲み続ける日々です。
【聞く耳はあるけど…】
トラブルになる以前は、主人自身自分の飲み方に問題があることは認識していたものの、誰かにそのことを指摘されると、「自分より酷い状態の奴を知っている」「ちゃんと仕事には行ってるし、やるべき仕事もちゃんとこなしてる」…と言ったように、自分を守るメンタルスイッチが瞬時にオン。
トラブル後は、自分のアルコール依存症に関してオープンになり、筆者が飲み方を指摘した際も、聞く耳はしっかり持つようになりました。しかし、せっかく本人自身が聞く耳もあり改善したいと思うものの、行動がなかなか伴わないのがアルコール依存症の厄介な部分でもあります。
そして、変わることがないことの一つとして挙げられるのが、(時間帯的に)飲むべきではない時に飲んでしまったり、かなり飲んでしまった…というような場合、必ず『言い訳』がそこには付きまといます。飲んでしまったことを後ろめたく思い、正当化しようとする『癖』とも言えるかもしれません。
言い訳の言い始めは、「言い訳ではないけど…」から始まるものの、それは立派な言い訳であることを指摘すると、「確かにそうだよね…」となるのが、主人のパターンです。
トラブル後は、自分のアルコール依存症に関してオープンになり、筆者が飲み方を指摘した際も、聞く耳はしっかり持つようになりました。しかし、せっかく本人自身が聞く耳もあり改善したいと思うものの、行動がなかなか伴わないのがアルコール依存症の厄介な部分でもあります。
そして、変わることがないことの一つとして挙げられるのが、(時間帯的に)飲むべきではない時に飲んでしまったり、かなり飲んでしまった…というような場合、必ず『言い訳』がそこには付きまといます。飲んでしまったことを後ろめたく思い、正当化しようとする『癖』とも言えるかもしれません。
言い訳の言い始めは、「言い訳ではないけど…」から始まるものの、それは立派な言い訳であることを指摘すると、「確かにそうだよね…」となるのが、主人のパターンです。
共存という選択
主人は「断酒はしないし、できない!」と断言しています。約10年一緒に生活してきた筆者から見ても、主人に断酒が無理なのは明白。仮に、本格的に長期間リハビリ施設に入ったとしても、筆者の祖父同様、施設を後にした瞬間お酒を手に取るタイプだと確信しています。
休み明けの仕事初日、二日酔いで仕事に行くことは今でもありますが、仕事はキチンとこなし、職場での評価も高い主人。そして、家族を養う責任はしっかり果たしてくれているため、主人にはお酒と共に生きる『共存の道』がベストだと筆者も思っています。もちろん、本当の意味でベストな選択が、断酒であるのは言うまでもありませんが…。
共存を選択をしたことで、家族である筆者の役目は、主人が現状維持を保つことができるよう、時に『軌道修正』することです。
監視の目は常に光らせていますが、あくまで見守るスタンスで接するのが筆者流。これは、主人の性格を踏まえた上でのことです。「最近の飲み方はちょっと度を超えてる…」となった時に、しらふの状態の主人と話し合いの場を設け、ここ最近の飲み方を振り返らせ、自分の飲酒状況を把握してもらうようにしています。
休み明けの仕事初日、二日酔いで仕事に行くことは今でもありますが、仕事はキチンとこなし、職場での評価も高い主人。そして、家族を養う責任はしっかり果たしてくれているため、主人にはお酒と共に生きる『共存の道』がベストだと筆者も思っています。もちろん、本当の意味でベストな選択が、断酒であるのは言うまでもありませんが…。
共存を選択をしたことで、家族である筆者の役目は、主人が現状維持を保つことができるよう、時に『軌道修正』することです。
監視の目は常に光らせていますが、あくまで見守るスタンスで接するのが筆者流。これは、主人の性格を踏まえた上でのことです。「最近の飲み方はちょっと度を超えてる…」となった時に、しらふの状態の主人と話し合いの場を設け、ここ最近の飲み方を振り返らせ、自分の飲酒状況を把握してもらうようにしています。
本音を言えば、飲み過ぎの度に、酔っ払いの主人と接することもかなりのストレスですし、その都度指摘出来ないのもストレス。何度も何度も同じことの繰り返しに、心底嫌気がさす日もあります。でも、それもこれも共存という選択をした以上、避けられない道であるため、こういった状況に都度向き合っていくしかないと思っています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
・患者自身が、依存症を頑なに否定している…。
・依存症を認識しているものの、どこにヘルプを求めたらいいのか分からない…。
入院治療を望んでいるものの、仕事を休職・離職した場合、治療後の社会復帰の不安や金銭的問題の不安がある。未就学児の子供がいる女性の場合、入院中・通院治療中、誰が子供の面倒を見るのか…など、一概に治療と言っても、現実的に治療を受けるのが困難な状況下の方も多くいるかと思います。
打開策を見い出せず、八方塞がりの状態に陥っている方は、1人で悩まずに是非外部の専門家に相談してみて下さい。
今回の記事で、少しでも多くの方にアルコール依存症のことを知ってもらい、どなたかのお役に立つことが出来れば幸いです。
・患者自身が、依存症を頑なに否定している…。
・依存症を認識しているものの、どこにヘルプを求めたらいいのか分からない…。
入院治療を望んでいるものの、仕事を休職・離職した場合、治療後の社会復帰の不安や金銭的問題の不安がある。未就学児の子供がいる女性の場合、入院中・通院治療中、誰が子供の面倒を見るのか…など、一概に治療と言っても、現実的に治療を受けるのが困難な状況下の方も多くいるかと思います。
打開策を見い出せず、八方塞がりの状態に陥っている方は、1人で悩まずに是非外部の専門家に相談してみて下さい。
今回の記事で、少しでも多くの方にアルコール依存症のことを知ってもらい、どなたかのお役に立つことが出来れば幸いです。