2021年5月23日 更新

小学生になったら読んでほしい!子ども向け「お金の書籍」おすすめ3選

お金の流れについて知ることは、世の中のしくみを理解するのに不可欠。我が子たちには「正しいお金の知識」を身につけてほしいと思いますよね。今回は、そのお手助けをしてくれる書籍をご紹介します。

「お金って何?」と我が子に聞かれたら、どう答えますか?毎日の生活の中に必ず関わっている“お金”のこと、子どもたちには正しく理解してもらいたい、そして今後の人生でかしこくお金と付き合いながら生きていってほしいですよね。

今回は、小学生になったら読んでほしい!お金について学べる書籍をご紹介します。活字が多い書籍がまだ苦手な子も楽しく読めるという点に重きをおいて、なるべく発行が新しい書籍を抜粋しましたので、参考にしてみてくださいね。
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小学生でも知っておくべき!お金の話

小学生でも知っておくべき!お金のはなし|大谷清文

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小学生もわかる!知れば知るほどおもしろい!知的好奇心120%アップ!
「小学生でも知っておくべき!お金のはなし」は、【お金と経済のきほん】【経済のはなし】【経済で使うことば】【お金のニュース】【お金の姿とメカニズム】【日常生活とお金】の全6章から構成されています。
小学生でもわかりやすい文章でありながら、電子マネーの普及や老後破綻といった、これからを生きる世代が知っておくべきことがまとめられています。大人である筆者も、資本主義と社会主義のそれぞれの長所・短所や、デノミネーションの説明など、わかりやすい表現で、子どもに説明する際には参考にしたいなと思いました。
2020年秋に出版された本なので、コラムで新型コロナウイルスについても少しふれられています。

高すぎ?安すぎ?モノのねだん事典

楽天ブックス: 高すぎ? 安すぎ!? モノのねだん事典 - 大澤 裕司 - 9784591164778 : 本

1,210
キリンのねだんはライオンの約40倍!?アレにもコレにも!オドロキのねだんがついている!!

「モノのねだん事典」は、雑学として面白い読み物に仕上げられていますが、物価の変動や、需要と供給のバランスなど、お金についての知識も要所要所で書かれています。

「体育館で一番高いもの」といった子どもに身近なものから、「奈良の大仏の建設費はスカイツリー何本分?」など有名なものの値段まで、さまざまな「モノの価値」「値段」にまつわるエピソードがあり、小学生でも楽しく読めます。

大人でも、例えばスーパーコンピューター「京」やその次世代のスパコン「富岳」の電気代の話など、筆者も興味深く読みました。「一万円札は、つくる費用だけでいうと500円玉より安く作れるのに、どうして価値があるんだろう?」というような話を親子でするきっかけにもなる本だと思います。

池上彰のはじめてのお金の教科書

楽天ブックス: 池上彰のはじめてのお金の教科書 - 親子で学ぶ絵本 - 池上彰 - 9784344979871 : 本

1,540
お金と世の中のしくみを知ることは、これからの時代を生き抜く力を身につけることです。お金をかしこく、上手に使うための正しい知識をわかりやすく、楽しく解説。

テレビでも活躍なさっている池上彰さんは、子ども向けの本も出しておられます。

「週刊こどもニュース」のお父さん役を11年も務めていらしただけあって、子どもにわかりやすい説明はさすがだなという感じです。お金のはじまりやお金の使い方、銀行の役割などが、ふじわらかずえさんの可愛らしいイラスト付きでまとめられています。
子ども向けのお金の本ですが、第四章には「お金のかせぎ方・増やし方」があるのもこちらの本の特徴だと思います。子どもでもできる投資があるよ、という内容を我が子が読んだ時、それに親として一緒に話し合ってあげられる知識を筆者もつけていきたいです。
池上さんが子どもたちに向けた「どうか、お金をこわがらないでください。」という言葉が、とても印象的でした。
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月とレモン 月とレモン

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