2021年3月18日 更新

朝ごはんを食べないとどうなるの?注意したいポイントと「最低限これだけは!」の朝食メニュー

育ち盛りの子ども達にとってとても大切な「朝食」。今回は、そんな朝食を食べないと起きやすい2つの注意点と、「最低限これだけは!」の朝食メニューをご紹介します。

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「朝ごはん」は毎日食べていますか?とくに育ち盛りの子ども達には朝食はとても大切です。身体で必要とするエネルギーの約20%は脳で使われているそうです。脳は睡眠中も休むことなく働いています。そのため朝ごはんを食べないと、寝ている間に使われたエネルギーがチャージされません。今回は、朝ごはんを食べないと起きやすい2つのことについてお伝えします。

学校で眠くなる。勉強に集中できない。

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脳を働かせるためにはブドウ糖が必要です。ブドウ糖は体内で貯めておくことができない栄養素になります。そのため、朝ごはんを食べないと脳に必要なエネルギーが行きわたらなくなってしまうのです。

脳にエネルギーが行かないと、眠くなったり、イライラする時間が増えてしまいます。先生の話も入ってこなくなるので、授業に集中できないのは当然といえば当然です。

ということは、学校の成績はどうなるでしょうか?文部科学省によると、朝ごはんをしっかり食べる子どもほど、ペーパーテストの得点が高い傾向にあるとのことです。

骨折をしやすくなる

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骨量が増加する子どもの成長期に、カルシウムが不足すると、骨がもろくなり骨折しやすくなってしまいます。最近、転んだだけで骨折してしまう子供が増えているようですが、朝ごはん抜きも一因かもしれません。カルシウムが多く含まれる、乳製品や小魚などを積極的に取るようにしたいですね。
さらに丈夫な骨は、体に重力(負荷)を受けることで作られるので、かけっこや縄跳びなど、骨に刺激を与えるような運動をさせてあげると良いそうです。子どもの時期に骨を丈夫にしておかないと、大人になってからの骨密度にも影響してきて、腰痛やひざ痛などを引き起こす原因にもなるようです。
とくにママは授乳でも、赤ちゃんに栄養を取られてしまうので、注意が必要ですね。

最低限これだけは!の朝ごはんメニュー

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朝ごはんが大切なのは分かりました。でも、ただでさえも忙しい朝に、毎日凝った朝食を作るのはなかなか難しいですよね。そこで「最低限これだけは!のメニュー」をご紹介します。
▼エネルギー源の確保
ごはんやパン

▼タンパク質を確保
卵やウインナーなど、焼くだけでOKなものを準備する。焼くのが面倒ならハムや冷ややっこでもOKです。

▼ビタミン・ミネラルを確保
前日の夕食のお味噌汁を朝食分取っておく。市販のスープを活用する。プチトマトや果物も洗うだけで出せます。

▼カルシウムを確保
ジュースよりも牛乳・ヨーグルト飲料などがお勧めです。ヨーグルトやチーズでも良いですね。
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ざしきわらし ざしきわらし

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