お子さんとお外遊びしていますか?
冬は寒い。夏は暑くて、紫外線も気になる。さらに、感染症が流行する時期は、インフルエンザや胃腸風邪への懸念から、家の中で過ごすことが増えがちです。筆者も子育て中ですが、これらの時期にはついついお家遊びが増えてしまいます。
しかし、多くの育児書では外遊びは子どもたちの成長にとって非常に重要とされています。そこで今回は、外遊びをしないと子どもたちの成長にどんな影響を与えるのか、家計に与える影響についても解説します。
外遊びをしないとどうなるの?子どもの外遊び不足が招くリスクとは
生活リズムが崩れるリスク
■夜更かし・朝寝坊
昼間、室内こもっていると、当たり前ですが体をあまり動かしません。子どもたちは体力を持て余してしまいますよね。
昼間、室内こもっていると、当たり前ですが体をあまり動かしません。子どもたちは体力を持て余してしまいますよね。
そうすると夜も元気いっぱいで、なかなか眠れずに遊び続けてしまったり、動画を見たりしてダラダラと過ごしてしまうことになります。夜ふかしをしてしまうと今度は朝起きれなくなってしまい、朝もダラダラと過ごしてしまいます。
■食生活・排泄リズムが乱れる
睡眠リズムが崩れてくると、食事の時間が定まらなくなってしまったり、排便のリズムが崩れてしまったりと体に悪影響を及ぼすことになってしまいます。
睡眠リズムが崩れてくると、食事の時間が定まらなくなってしまったり、排便のリズムが崩れてしまったりと体に悪影響を及ぼすことになってしまいます。
心の健康を損なうリスク
体と心は繋がっています。外遊び不足の子どもは、注意力や集中力の低下や、昼間の眠気などそれらがイライラや落ち着きの無さといった影響が出てくると考えられています。
外で遊ぶことは体の健康や成長の為だけではなく、心の健康のためにもとても大切な事です。そして、子どもが夜遅くまで起きていると大変になるのはママやパパじゃないでしょうか。
大人がくつろげる時間は少しでも長く作りたいですよね。ママたちの健康維持のためにも、少し外遊び時間を作って早寝早起きの習慣を維持しましょう。
▼厚生労働省のホームページに、子どもの睡眠について詳しく記載されていますので、ぜひ参考にしてください。
子どもの睡眠 | e-ヘルスネット(厚生労働省)
子どもの睡眠 » 小児の睡眠不足や睡眠障害が持続すると、肥満や生活習慣病(糖尿病・高血圧)、うつ病などの発症率を高めたり症状を増悪させたりする危険性があります。適切に対処していくには「早起き・早寝」という基本的な生活習慣から見直すことが必要です。
ビタミンDが不足してしまうリスク
「子どもの成長期には、ビタミンDが大切」とよく聞きますよね。ビタミンDは、骨の生成や強化に役立つ栄養素で、日光を浴びることで体内で生成できます。そのため、子どもたちにとって必要不可欠な栄養素です。
では、ビタミンDが不足するとどうなるのでしょうか。
では、ビタミンDが不足するとどうなるのでしょうか。
ビタミンDが不足することで起こる子どもの主な病気は「くる病」です。くる病は骨が十分に固くならず、足の骨がO脚に変形して歩きづらくなったり、身長が伸びなくなったりすることがある病気です。ここ最近、くる病になる乳幼児が増えていて、原因の一つとして日光浴不足があげられます。
骨を丈夫にするためにカルシウムが必要なことはご存知の方も多いと思いますが、そのカルシウムの吸収を促すビタミンDは、同じくらい大切な栄養素と言えます。
また、ビタミンDは免疫力にも良い働きをしてくれるのです。
ビタミンDは腸管で、骨や歯の材料となるカルシウムやリンの吸収を促す。ビタミンDの働きに詳しいクリニックばんびぃに(東京)院長の小児科専門医、時田章史さん(61)は「ウイルスや細菌から体を守る免疫機能を保つ効果もある」と話す。
成長期に大切なビタミンDですが、食事はもちろん、日光を浴びることで体内で作り出すことが
できます。
できます。
日光を浴びることで、ビタミンDが体内で作られることはご存じでしょうか。
ビタミンDは骨作りに大切な栄養素で、きのこや魚、卵に多く含まれますが、必要量を食事だけで十分にとるのはなかなか難しいですね。
そのため、日光浴でビタミンDを補うことが大切なのです。
家にこもりがちな時期は、なかなか日光に当たれずにビタミンD不足になる可能性がとても高いです。そのため、あまり家にこもらないよう、適度な日光浴ができるように親が気を付けてあげることが大切ですね。日光浴の目安としては、10分〜60分のお散歩がおすすめです。
ただし、冬は寒さ対策・夏は日焼け対策も忘れずに。日差しが強い場合は、日焼け止めを塗ったり、帽子をかぶったりして、肌を守りましょう。
▼関連記事
【徹底日焼け対策】子どもといっぱい遊びたいママのためのUV対策6選|元気ママ応援プロジェクト
ただし、冬は寒さ対策・夏は日焼け対策も忘れずに。日差しが強い場合は、日焼け止めを塗ったり、帽子をかぶったりして、肌を守りましょう。
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家計へのダメージがアップするリスク
筆者自身、夏や冬は出費が多いと感じます。ただでさえエアコンなどの電気代が莫大に膨れ上がる時期。家にこもりすぎると、光熱費はますますかかり、食べるものを買い置きしたり普段は食べないようなお菓子やおやつを買って1日中ダラダラと食べていたり…。皆さんもそんな経験はありませんか?
ショッピングモールやテーマパークなどに行くとそれなりにお金を使ってしまいますので、やはり近くの公園でボール遊びをしたり、草木を眺めながらお散歩などがとても簡単でおすすめです。子どもも大人も体を動かしてリフレッシュでき、家計の負担も軽減できます。
夏冬の光熱費アップは、家計にジワジワとダメージを与えます。家計へのダメージを減らすためにも、1日に1回お外遊びをするのはいかがですか?
ショッピングモールやテーマパークなどに行くとそれなりにお金を使ってしまいますので、やはり近くの公園でボール遊びをしたり、草木を眺めながらお散歩などがとても簡単でおすすめです。子どもも大人も体を動かしてリフレッシュでき、家計の負担も軽減できます。
夏冬の光熱費アップは、家計にジワジワとダメージを与えます。家計へのダメージを減らすためにも、1日に1回お外遊びをするのはいかがですか?