予防接種は、しっかり免疫をつけるために複数回の接種が必要なものが多くあります。次の接種まであける間隔が決まっているものや、定期接種の期間が決まっているものも。かかりつけの医師に相談しながら、受けそびれのないようスケジュールを立てたいですよね。今回は、予防接種スケジュールを上手に組む時のポイントを8つご紹介します。
① 接種可能な時期になったら出来るだけ早めに受ける
ワクチンによっては、接種すべき時期をピンポイントですすめているものがあります。病気はいつかかるかわかりません。生まれた日から数えて受けられる日がきたら、なるべく早めに受けるようにしましょう。
② かかりやすく重症化しやすい病気&集団接種から
集団接種は日程が限られているので出来るだけ受けそびれがないようにしますが、その地域で流行している病気や、感染すると重症化しやすい病気がある場合には、そちらを優先しましょう。
③ 同時接種ならスケジュール組みもラクラク
同じ日に複数のワクチンの接種を行う「同時接種」は、予防接種に行く回数が減り、期間も大幅に短縮でき、外国では一般的です。日本でも今や多くの人が同時接種で受けています。同時接種ならスケジュール組みもラクラクです。
④ 次の接種まであける日数をチェック
ワクチンの種類により、次のワクチン接種までの日数が違います。生ワクチンは接種後中27日以上、不活化ワクチンは中6日以上あけるのが原則です。最後に受けたワクチンが生ワクチンなのか不活化ワクチンなのかを確認しましょう。